【無料で読める】世界を動かすユダヤ人の子育て１４の秘訣: 子どもの才能を引き出すユダヤ式家庭教育を徹底解説

（本文より）
ユダヤ人の強大なパワーと明晰な頭脳の原点は、どこにあるのでしょうか。
それは彼らの家庭教育にあります。
ユダヤ人がどういった家庭で、どのような教育を受けてきたのかを知ることは、
他民族・他宗教である私たちにとっても非常に参考になる内容が多いのです。
数千年の間、ひっそりと継承され続けてきたユダヤ人の家庭教育を、
本書では日本人でも取り入れやすい部分をピックアップして、なるべく分かりやすくお伝えしていきたいと思います。

著者は韓国に２１年間住みながら、現在、日韓の親御さんたちへ
ユダヤ式英才教育・ハブルータコーチ（ハブルータとはユダヤ人独特の１対１質問＆討論学習法）として活躍しています。
我が家で実践してきたユダヤ式家庭教育を含めながら、ユダヤ人が子育てにおいて特に重要視している１４の秘訣を順番にご紹介していきます。
子どもに「幸せで豊かな人生」を送ってもらいたい、全ての親御さんへおススメいたします。

（はじめに　より）
私は、韓国人の夫と国際結婚をし、現在３歳から９歳の３人の子どもを韓国の地で育てている日本人ママです。海外での出産＆育児経験は人生最大のチャレンジでした。頼れる親・親戚が周りにいなく、しかも夫は、海外長期出張が多いという状況の中で、慣れない育児は不安と焦りでいっぱいでした。
子育ての指針を探して、数多くの育児書を読みあさり、様々な父母教育セミナーにも参加してきました。しかし、いくら新しい育児情報に触れても、どうもしっくりこないのです。溢れる情報の海の中で、
「私は、ちゃんと子育てできるのかな？」
「どうすれば愛する我が子を、もっと上手く育てられるのだろうか？」と思い悩む日々を送っていました。
「良き母になる為の勉強」をすればするほど、さらに不安や心配を抱えるようになっていったのです。

私は、数年間かけて、「幸せな親子・家庭になるための秘訣」を探していました。そんな時、出会ったのが、９年前から韓国でブームになっていた「ユダヤ式家庭教育」と「ハブルータ学習法（１対１質問討論）」でした。
受験大国・韓国で子育てをしながら、韓国人ママ達のように「勉強まみれの子供時代」を我が子にも送らせることに、どうしても抵抗感があった私にとって、ユダヤ人の家庭観や教育哲学は、目からウロコが落ちるような衝撃でした。
また同時に、自身の育児を著名な教育専門家に、どこかで頼ろうとしていた自分の「依存心」に気づかされたのです。
「そうか！答えは、まさにここにあった。家庭で、親である私こそが、子どもの教育に責任を持つんだ！」という、自分の内側から湧き出る悟りを感じました。
それ以来、ユダヤ式教育法のとりことなり、いつの間にか自分の家庭だけでなく、周囲の悩めるママ＆パパへのメッセンジャーにまでなっていたというわけです。（笑）
これから皆さんへ、私が求めていた「幸せな親子関係になれる子育ての秘訣」を、我が家での実体験も織り交ぜながら、じっくりとご紹介していきたいと思います。この本では、主にユダヤ式家庭教育の根幹である「価値観」についてお伝えしていきます。
読者の皆様の家庭生活に、少しでもお役に立てれば幸いです。

＊ハブルータ学習法（１対１質問討論）に関しては、別書籍を販売しておりますので、そちらを、ご参照ください。但し、ハブルータはユダヤ式家庭教育がベースとなってこそ、はじめて成立する学習法です。より深くハブルータを理解するためにも、この本から読み進められることを推奨いたします。

（目次）

はじめに
パート１．ユダヤ式家庭教育に学ぶ子育ての秘訣
１）第１の秘訣：優秀なユダヤ人は家庭教育でつくられる
２）第２の秘訣：ユダヤ人の親は、子どもの才能を引き出す天才
３）第３の秘訣：ユダヤ人の父親によるIQ教育
４）第４の秘訣：ユダヤ人の母親によるEQ教育
５）第５の秘訣：ハブルータ学習法(１対１質問討論)の高い学習効果
６）第６の秘訣： ツェダカ（慈善教育）を義務教育とする
７）第７の秘訣： 幼い頃から徹底化する「お金の教育」
８）第８の秘訣：自由と責任を教える「１３歳の成人式」
9)第9の秘訣：苦しい時にこそ咲かせる「ユーモアの花」
10)第１０の秘訣：ユダヤ人を守った「安息日の食卓」
11)第１１の秘訣：孫の教育に責任を持つ祖父母

パート２．ユダヤ人夫婦に学ぶ夫婦円満の秘訣
１）第１２の秘訣：ユダヤ人の驚くべき結婚観
２）第１３の秘訣： 倦怠期がないユダヤ人夫婦の習慣
３）第１４の秘訣： 家庭内で行う性教育
あとがき