著者:真田圭一
ページ数:228

¥1,372¥0

角換わり棒銀の定跡は「手筋の宝庫」なり!

本書は初段を目指す人向けに、一つの戦法の指し方を1手ずつ解説するシリーズの第2弾です。
テーマは「角換わり棒銀」で、角換わりを得意とする真田圭一八段が棒銀戦法の指し方を1手ずつ解説していきます。

棒銀の魅力はなんといっても破壊力でしょう。飛車と銀と手持ちの角で、うまくいけば敵陣を突破することができます。まず第1章でその成功例を示したあと、第2章からは後手が銀交換を拒否してきた場合や、後手も棒銀で対抗してきた場合などについて、順番に紹介していきます。最終章では少し上級者向けの指し方として、先手が▲7八金を省略する指し方も取り上げました。

「角換わり棒銀のもう一つの特徴は、手筋の宝庫であるということ。攻撃側、守備側ともに学ぶべき手筋が満載です」と、真田八段がまえがきで述べています。
ぜひ本書を読んで、初段の壁を突破してください。

●著者
真田圭一(さなだ・けいいち)
1972年10月6日生まれ。千葉県八千代市出身。
1985年、6級で奨励会入会。(故)松田茂役九段門下。
1992年4月、四段。
2016年10月、八段。

矢倉や角換わりを得意とする居飛車党の本格派。
1994年3月、第52期順位戦でC級1組に昇級。
1997年、第10期竜王戦挑戦者決定戦三番勝負で屋敷伸之棋聖(当時)を2勝1敗で破ってタイトル戦初出場。その活躍によって第25回将棋大賞の新人賞を獲得した。
現在、竜王戦は4組(1組通算4期)、順位戦はC級1組。
主な著書は「矢倉の新常識」、「わかる!勝てる!! 急戦矢倉」、「激変する現代矢倉」、「角換わりの手筋」、「現代将棋の基本手筋」(マイナビ出版)など多数。

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