著者:佐々木優
ページ数:206

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 本書は、Microsoft社のVisual Studio 2019の開発環境でオープンソースライブラリの ClosedXMLとNPOI、SpreadSheetLightを使用したExcelファイル自動処理のWindows10上での .NET/.NET Core対応のプログラミング入門書です。 サンプルには、コンソールとビジュアルコンポーネントを使った開発方法を掲載しております。  Visual Studioでの.NETアプリケーション開発作成の参考資料の一つとして ご活用いただけましたら幸いです。
尚、本書は、Visual Studio やC#言語、VB .NET言語の知識がある方を前提としております ので、ご注意ください。

改定について(2021/5)
– PDFSharpを使った、PDFファイルの新規作成の付録Bを追加
改定について (2021/7)
– NPOIを使った、マイクロソフトWordのdocxファイル新規作成の付録Cを追加(7/10)
– DocXToPDFConverterを使った、docxファイルからPDFへの変換の付録Dを追加(7/13)
– ExcelファイルxlsxからPDFへの変換の付録Eを追加(7/23)
改定について(2021/9)
– NPOIを使った章の追加
– 元付録CのWordファイルdocxを第11章に変更
– SpreadSheetLightを使った章の追加(9/10)
– SpreadSheetLightを使った14章を追加(9/11)

< 目次 > はじめに
第1章 Excelファイルの利用について
第2章 ClosedXMLについて
– 特徴とクラス構成について
– 各種サンプルコード シートの追加と削除、シートのコピー、シートの保護、セルの境界線、 セルの書式設定、セルの関数設定、セルの結合、セルの入力制限、 複数セルのスタイル設定、ピボットテーブルの設定など

第3章 ClosedXMLの使い方
– Visual Studioでのプロジェクトへの追加

第4章 Excelファイルの新規作成処理「コンソール」
Excelファイルxlsx新規作成
– 日本語文字と数値、計算式、カラム幅自動調節のコード例
– セル境界線のコード例

第5章 .NET Windows FormでExcelファイルの自動処理
Webからのダウンロード処理とExcelファイルの新規作成処理
サンプルコードの仕様1
-積雪 気象庁のサイトで公開されている積雪のCSVファイルをダウンロードして 観測所番号、都道府県、地点、現在の積雪の深さ(cm)を抜き出し Excelファイル化する一連の操作を1つのボタンのクリックで 自動実行処理させる。
実装する処理の概略は
1・SSLのセキュリティサイトからのCSVファイルのダウンロード
2・CSVファイルの解析処理
3・シフトJISコードをUTF8コードに変換
4・変換した文字列をExcelファイルへの変換 となります。
サンプルコードの仕様2
-最高気温 気象庁のサイトで公開されている最高気温のCSVファイルをダウンロードして 観測所番号、都道府県、地点、今日の最高気温(°C)、今年最高を抜き出し Excelファイル化する一連の操作を1つのボタンのクリックで 自動実行処理させる。 実装する処理の概略は
1・SSLのセキュリティサイトからのCSVファイルのダウンロード
2・CSVファイルの解析処理
3・シフトJISコードをUTF8コードに変換
4・変換した文字列をExcelファイルへの変換 となります。
サンプルコードの仕様3
-最低気温 気象庁のサイトで公開されている最低気温のCSVファイルをダウンロードして 観測所番号、都道府県、地点、今日の最低気温(°C)、今季最低を抜き出し Excelファイル化する一連の操作を1つのボタンのクリックで 自動実行処理させる。 実装する処理の概略は
1・SSLのセキュリティサイトからのCSVファイルのダウンロード
2・CSVファイルの解析処理
3・シフトJISコードをUTF8コードに変換
4・変換した文字列をExcelファイルへの変換 となります。

第6章 .NETコンソールでCSVファイル化自動処理
サンプルコードの仕様 5章で作成した積雪ExcelファイルをCSVファイルへ変換 実装する処理の概略は
1・積雪Excelファイルのロード
2・ワークシートから情報取得
3・ワークシートから文字列取得
4・取得した文字列をCSVファイルへ変換して出力 となります。

第7章 .NETコンソールでJSONファイル化自動処理
サンプルコードの仕様 5章で作成した最高気温ExcelファイルをJSONファイルへ変換 実装する処理の概略は
1・最高気温Excelファイルのロード
2・ワークシートから情報取得
3・ワークシートから文字列取得
4・取得した文字列をJSONファイルへ変換して出力 となります。

第8章 NPOIについてと使い方
– 特徴とクラス構成について
– セルのフォント設定と日本語文字列

第9章 NPOIでExcelファイルの新規作成処理
– 文字列とセル境界線設定
– 特定セルの読込みと表示

第10章 NPOIでExcelファイルの新規チャート作成処理
– 数値と関数式の設定
– 画像挿入
– ラインチャート
– バーチャート
– 散布図チャート

第11章 NPOIを使って、docxファイル新規作成
-日本語入力
-画像入力

第12章 SpreadSheetLightについてと使い方
– 特徴とクラス構成について
– セルのフォント設定と日本語文字列

第13章 SpreadSheetLightでExcelファイルの新規チャート作成処理
– 数値と関数式、セル境界線の設定
– 画像挿入
– ラインチャート
– バーチャート
– 円チャート

第14章 SpreadSheetLightでExcelファイル変更処理
– 指定ワークブックの読込み
– 特定セルのデータ変更
– 上書き保存
– 指定シートのコピー
– 別名ファイル保存

付録A VB .NETコンソールでExcelファイル新規作成
– セルの数値、関数の設定 – Excelファイルのロードとシートの追加
– セルの境界線の設定 – 複数セルのカラム幅設定

付録B PDFSharpの使い方-PDFファイル新規作成
-日本語UTF8対応 など

付録C DocXToPDFConverterを使った、PDFへの変換
日本語対応
-LibreOfficeポータブル版のインストール
-第11章で作成したWordファイルdocxからPDFファイルへの変換例

付録D ExcelファイルxlsxからPDFへの変換
日本語対応
-LibreOfficeポータブル版の制御クラスの作成
-Excelで新規作成したxlsxファイルからPDFファイルへの変換例

あとがき

その他販売中電子書籍一覧
・Excel VBAで自動処理 作って覚えるプログラミング入門
・Excel VBAで自動処理 作って覚えるプログラミング入門2
・Excel VBAで自動処理 作って覚えるプログラミング入門3 Poppler使ってPDF解析処理
・Excel VBAで自動処理 作って覚えるプログラミング入門4 Tesseract使ってOCR(光学式文字認識)処理
・Excel VBAで自動処理 作って覚えるプログラミング入門
・Visual Studio 2019 C++でExcel, PDFファイル作成, ネットワーク通信処理のOSSを使ったプログラミング入門
・macOSでwxWidgets C++クロス開発

・さあLazarusをはじめよう!! FreePascal ObjectPascalプログラミング
・Lazarus Free Pascal 目的別サンプルプログラム集
・Lazarusによる本格的画像処理アプリケーションの作成
・LazarusでExcelファイル自動処理プログラミング入門
・Processingの短いコードで学ぶ画像処理アルゴリズム

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