著者:野澤亘伸
¥1,792¥0

【カラー口絵16ページ付き】~受け継がれていく棋士の想い~

将棋界は歌舞伎や落語のように、師匠と弟子で技術が受け継がれていく面があります。
しかし、その師弟関係はさまざまで、そこには十人十色のドラマがありました。

本書は将棋世界に連載し、プロ棋士の深い絆を取材して著した「師弟」の連載を書籍化したものです。
著者はプロのカメラマンでもあり、「師弟―棋士たち 魂の伝承」(光文社)で将棋ファンの心をわしづかみにしたといっても過言ではない野澤亘伸氏。
できうる限りの徹底取材を重ね、それまで語られることのなかった逸話を棋士の口から引き出しています。
また書籍化するにあたっては将棋世界に未掲載の話や、少し時間が経った現在についてなど大幅に加筆。
さらには杉本昌隆八段×藤井聡太二冠の特別編を収録しました。
ぜひ、受け継がれていく「棋士の魂」を感じてください。

第一章 中田 功―佐藤天彦
「弟子が叶えた師への恩返し」
第二章 畠山 鎮―斎藤慎太郎
「少年時代に交わした二つの約束」
第三章 木村一基―高野智史
「遠い背中を見つめて」
第四章 淡路仁茂―久保利明
「本当の恩返しとは」
第五章 勝浦 修―広瀬章人
「鷹揚流でつかんだ竜王位」
第六章 石田和雄―高見泰地
「悩めるシンデレラボーイが歩んだ一年」
第七章 桐山清澄―豊島将之
「悩めるシンデレラボーイが歩んだ一年」
第八章 杉本昌隆―藤井聡太
師弟対談「将棋の真理を目指して」

●目次
カラー口絵(16ページ)
第1章 中田 功―佐藤天彦
第2章 畠山 鎮―斎藤慎太郎
第3章 木村一基―高野智史
第4章 淡路仁茂―久保利明
第5章 勝浦 修―広瀬章人
第6章 石田和雄―高見泰地
第7章 桐山清澄―豊島将之
第8章 杉本昌隆―藤井聡太

●著者
野澤亘伸(のざわ・ひろのぶ)
1968年栃木県生まれ。上智大学法学部法律学校卒業。1993年より写真週刊誌「FLASH」の専属カメラマンになり、
主に事件報道、芸能スクープ、スポーツなどを担当。
2018年「師弟 棋士たち魂の伝承」(光文社)を出版。
2019年、「少年時代に交わした二つの約束」でペンクラブ大賞文芸部門の大賞を受賞した。

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