著者:春秋
ページ数:40
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<はじめに より>
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終身雇用制度の崩壊、働き方改革による時間の有効活用…
いま日本は空前の副業ブームになっています。
会社にいても思うように給料は上がらず、生涯面倒を見てくれる保障もない。
であれば空いた時間に個人でスキルを身につけ、自分自身の力で稼ごうと思う人が増えるのは当然だと思います。
なかでも株は初心者が気軽に少額から始めることができる人気の副業の一つとして毎年多くの人が投資の世界に足を踏み入れています。
一方で新たに株を始めた人のうち、およそ9割の人は継続して利益が出せず、1年以内に相場から退場してしまうといわれています。
本書では株を最近始めた方、株をやっているけどなかなか利益を出せずに困っている方に向け、科学的知見や心理学に基づき、どのように考え、行動すれば投資で失敗することなく勝ち続けられるかについてまとめました。
一人でも多くの方が利益を上げられるきっかけになり、相場を好きになってもらえたら嬉しく思います。
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<初心者が相場から退出してしまう理由 より>
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なぜ勝ち続けることが難しいのか?
それは株で勝つには知識だけでなく、心をコントロールすることが非常に大切になるからです。
実際に株のトレードを行ったことがある方は頭ではわかっているのに行動に移せないという体験をしたことがあると思います。
これは単に初心者だからとか小心者であるとかそういうことではなく、人間だれしもが持っている損をしたくない、まだ損失を取り返せるといった心理的なバイアス(脳に備わった思い込みや先入観)が大きく関係しているからです。
株の世界で絶対に勝てる方法は存在しません。どの天才投資家も必ず勝ち負けを繰り返します。
ですが、考え方や感情を心理学でうまくコントロールすることで勝率を上げることは可能です。
本書では初心者の方が陥りがちな心の罠、それらをコントロールする方法をご紹介したいと思います。
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<目次>
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■はじめに
■初心者が相場から退出してしまう理由
■ハマりがちな心の罠
◇人の心は過信する 「レイク・ウォゴビン効果」と「ダニング・クルーガー効果」
◇まだ取り返せる 「コンコルドの誤り」「サンクコストバイアス」
◇失敗は外的要因のせい 「自己奉仕バイアス」
◇失敗が失敗を呼ぶ 「どうにでもなれ効果」
◇投資本に乗っている方法は絶対に真似しない
■心の罠を回避し、トレードで負けない方法
◇買い時と売り時を見極める
◇マイルールで心を制御する
◇押し目買いはしない
◇トレード記録で失敗から学ぶ
■おわりに
■著者情報
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<著者情報>
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春秋(はるあき)
199X年生まれ。大学の法学部卒業後、IT企業で営業マンをしつつ、趣味で株や電子書籍をやっている。なんでもやってみる性格。
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