【無料で読める】RPA=業務自動化ツールの本命 Power Automate Desktop 実用一直線: すぐ使える実践的な例で、基本的な動作をていねいに解説

2021年3月にマイクロソフトが無償化に踏み切って大注目を浴びる自動化ツール。
この使い方について、すぐ使える実践的な例で、基本的な動作をていねいに解説します。交通費検索結果を次々にExcelに記録、Webサイトのキャプチャ画像を次々に取得、報告書を一括ダウンロードする、複数のPDFファイルを一括でテキスト化する、複数の画像に一括でOCR処理をかける、・・・といった実例です。

この本を読んでいただければ、自分自身で動作を確かめながら、数時間で「おおっ」と声を上げるような成果を生み出せると思います。そこまでくれば、後は応用次第。自分の関心のある分野に、どんどんと手を広げていくことができるでしょう。
「技術を日々の業務や創造活動に役立てたい」と思う皆様へ、本書が少しでも役に立てることを願っています。

＜目次＞

１　インストールと最初の準備
　　① Power Automate Desktopのダウンロード
　　② インストール
　　③ 起動
　　④ フローの作成

２　デスクトップレコーダーで基本動作を理解する
　　① デスクトップレコーダーを起動する
　　② 操作を自動記録する
　　③ 記録操作を実行する
　　④ 操作内容を修正する
　　（参考） 自動記録時に日本語入力を推奨しない理由

３　Webレコーダーで交通費検索を自動化する
　　① Webレコーダーの起動
　　② Webレコーダーの記録開始
　　③ ブラウザでの操作
　　④ 取得した値（交通費）の表示
　　⑤ 記録操作を実行する
　　（参考）　うまく行かなかったときは

４　交通費検索結果を次々にExcelに記録する
　　① Excelファイルを用意する
　　② Excelファイルの起動を設定する
　　③ Excelファイルから値を読み込む
　　④ 変数に格納した値を、ブラウザの入力値に設定する
　　⑤ 実行して、フローの動作を確認する
　　⑥ Excelファイルに検索結果を書き込む
　　⑦ ループ回数を決める処理を入れる
　　⑧ ループを作成する
　　⑨ ループの範囲を設定する
　　⑩ ループ変数をExcelファイルの行数として設定する
　　⑪ 処理の実行
　　⑫ 処理の仕上げ
　　⑬ エラー処理の追加（オプション）
　　作成したフローの全体像
　　（参考） ちゃんと設定しても、うまく行かないこともある

５　Webサイトのキャプチャ画像を次々に取得する
　　① Excelファイルを用意する
　　② Excelファイルを読み込むフローを作成する
　　③ キャプチャ画像を取得する
　　④ 処理の実行
　　作成したフローの全体像

６　報告書を一括ダウンロードする
　　① Excelファイルをダウンロードする
　　② Excelファイルを読み込む
　　③ ループを作成する
　　④ ファイル名を作るために、テキストを加工する
　　⑤ 報告書をダウンロードする
　　⑥ 処理の実行
　　作成したフローの全体像

７　複数のPDFファイルを一括でテキスト化する
　　① PDFファイルを用意する
　　② PDFファイルを読み込む
　　③ ループを作成する
　　④ ファイル名を取得する
　　⑤ PDFからテキストを抽出
　　⑥ 抽出したテキストをファイルに書き込む
　　⑦ 処理の実行
　　作成したフローの全体像

８　複数の画像に一括でOCR処理をかける
　　① OCR処理の事前準備を行う
　　② 取り込む画像を用意する
　　③ フローの最初で、OCRエンジンを起動する
　　④ 画像ファイルを読み込む
　　⑤ ループを作成する
　　⑥ OCRを使ってテキストを抽出する
　　⑦ 抽出したテキストを結合する
　　⑧ テキストをファイルに書き込む
　　⑨ 処理の実行
　　作成したフローの全体像

あとがき