著者:ねっこ
ページ数:24
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「リスクに備えた助け合い」のシステムです。
保険には公的保険と民間保険があります。公的保険には、医療保険(健康保険や国民健康保険、後期高齢者医療制度)、年金保険、労災保険、雇用保険、介護保険があります。
民間保険は大きく生命保険、損害保険、第三分野保険の3つに分けられます。公的保険の場合は国にリスクを引き受けてもらう、民間保険の場合は保険会社に引き受けてもらうことになります。
第2章 医療保険に入ってなかったら、高額医療費で借金地獄?
高額療養費制度は1ヶ月あたりの医療費の自己負担額が一定の限度額を超えた場合には、申請すれば払い戻しを受けられるという公的保険制度のひとつです。
第3章 生命保険に入ってなかったら、残された家族はホームレス?
公的年金には、老後になってから受け取ることができる老齢給付以外に、被保険者が死亡した場合の遺族年金という制度があります。被保険者が会社員や公務員の場合、その夫を亡くした妻は、一生涯にわたり遺族厚生年金を受け取ることができます。さらに遺族厚生年金に加えて、18歳までの子供がいる場合は、子供の数に応じて遺族基礎年金も受け取れる制度です。
第4章 終身保険なら絶対に補償があるから安心?
個人年金保険と終身保険は必ず保険金を受け取れる保険です。ともに貯蓄性は高いのですが、金利が契約時に固定されており、インフレに太刀打ちできいため、加入自体を避けた方が良いです。
第5章 民間保険は色々あるけど、とりあえず入っておけば安心?
民間保険にはこれまで説明してきた医療保険や生命保険、個人年金保険に加えて、実に多種多様な種類の商品があります。他には、子供の教育費を確保するための学資保険、保険と貯蓄を両方備えた養老保険や貯蓄型生命保険、ペット保険などがあります。医療保険や生命保険、個人年金保険については見直すべきと述べてきましたが、上記した保険ははっきり言って不要です。
第6章 保険はよく分からないから、保険屋さんに無料相談するのが一番?
保険屋さんに生命保険や医療保険の相談をしてはいけません。相談が無料の理由は、保険商品を販売しているからです。いくらあなたが資産を持っていようと、現在加入している保険が最適であっても「保険は不要」という選択肢は保険屋さんには存在しないのです。また、どの保険会社に属さないタイプの相談所もありますが、あれは紹介料で儲けているので、基本的には保険の紹介と勧誘が前提となります。保険屋さんに安易に相談する前に、お金が「いつ」「いくら」「どんなとき」「だれのために」必要になるのか、お金を確保する方法は保険以外にもないか考えてみましょう。
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