夜は財宝が眠る。グータラ過ごすは億単位の損失！: 40人の夜活から学ぶナイトルーティーン

そういった方にこの本はおすすめです。

昼、働いている人にとって夜は自分のために使える貴重な時間です。しかし、もっと有効活用したいと思っていても、各々の抱えている事情から、有意義に使えなかった！という人も多いでしょう。

「ちょっとくらいいいか！」の積み重ねが、後々大きく膨れ上がり、もっと時間を有効活用しておいたら、後悔することなかったのに……と、思う日が来るかもしれません。

そこで、夜の時間の使い方を考えようと、ノウハウをまとめるのではなく、実際に有意義に使っている方々の行動を本書にまとめました。

夜の時間の使い方、いわゆる「ナイトルーティーン（ナイトルーティン）」は、モーニングルーティーンと同様に様々な方がハウツー本を書いています。しかし、ハウツー本は理想論で書かれており、読んで参考にはなるものの実践に至るには程遠い内容も多いです（著者の先生が一般人とは異なる生活をしているなど、遠い存在だと思っているという理由も考えられます）。

そこで本書は、読者様と同じような仕事に就いている方々にアンケートを取り、ナイトルーティーンのスケジュールを赤裸々に語ってもらい、やり始めたきっかけ、失敗したこと、馴染めなかったタスクなど、とても参考になるものをまとめています。

習慣化するためには、学ぶ意欲も大事ですが、環境に身を置くということが大事なことです。
本来であれば、出家して寺に入門するなど強制力が働いた方が身につきますが、そこまでしてやるという方は少ないです。

そこで、本書に書かれているような自分とあんまり変わらないような方々のナイトルーティーンをなぞることで、身近な人として感じられます。

読み込めば読み込むほど、あなたの生活習慣を変える手立てになるでしょう。
なお、難しいことは書かれていません。気兼ねなく、パラパラめくって必要なポイントをキャッチしてください。