著者:金城光夫
ページ数:54

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目次

1、世界は波動でできている
2、波動と量子力学
3、波動の法則
4、母と娘の量子力学
5、感情と量子力学
6、想いを変えれば世界が変わる
7、最高のバージョンで生きる

1、世界は波動でできている!?

波動とは何でしょうか?

今ではよく耳にする言葉になりました。

何となくなら知っているという人も多いのではないでしょうか?

波動とは、読んで字のごとく、波の動きのことです。

池の水面に石を投げると、落下地点を中心にそこから外側へと波が広がっていきます。

これが、波動の基本です。

この場合は、水という土台が石を投げられた衝撃で波となり、その動力が水を伝って外側へと伝達されたのです。

その波の動きが波動です。

その波動を長年研究していた人々が、ある時、その波は情報だと気がつきました。

糸電話をご存知でしょうか?

紙コップと紙コップを糸で繋いで、離れた所で片方の紙コップに話しかけると、その声の振動が糸を伝って、もう片方の紙コップに伝わり、その糸の振動が、声となって聞こえるのです。

声という情報が糸を振動させたのですが、その振動が波動なのです。

波動という言葉を聞いただけで、胡散臭いと思う人もいるかもしれませんが、物理学で正式に解明され、またドイツなどでは医療にも使われるようになっています。

ドイツは、波動の研究が盛んにおこなわれました。

そして、ドイツのある研究者が、人間の身体には特定の波動が流れている事に気がつきました。

人間の身体には、微弱電流が流れているのです。

その微弱電流が波動であり、脳から身体の各部位に正常に動くように指令として流れているのです。

脳波や心電図というのは、その微弱電流である波動を測定するものなのです。

しかし、他の部位は電流が小さすぎて今の技術では測定できませんでした。

それは、電流として測定しようとしたからなのです。

それを、波動として測定することが可能になりました。

その技術をドイツでは医療に活かしています。

胃、腸、肝臓、腎臓、肺、目、鼻、口

身体の全て部位にある特有の波動を測定できるようになりました。

その波動の研究の結果、人間の身体の波動は全て共通しているということを発見しました。

つまり、正常で健康な状態の人間の臓器、例えば胃には、共通の形の波動があるのです。

しかし、何らかの疾患、あるいは胃の病気を持っている人は、この胃の波動が歪んでいるのです。

そして、病気には至っていなくても、波動が歪んでいると、やがてそれが病気に発展することもわかりました。

僕も、波動という言葉を聞いただけで、

「宗教?」

と疑うタイプだったのですが、以前に波動測定士をしていた頃に波動の勉強をして、波動のことを理解しました。

波動は、怪しいどころか、世の中は波動しかないのです。

何千年も前にお釈迦様が説いたのは、波動のことなのです。

目に見える物体、固い物も柔らかい物も、見える物も見えない電波も、全て波動なのです。

ある固形物をドンドン分解していく、どうなるでしょうか?

目に見える範囲でどんなに細かく切り刻んでも、物質は物質です。

機械を使って更に小さく分解すると、やがて人間の目では見えなくなります。

しかし、それでもミクロやナノの世界ですが、まだ物質です。

更に分解していくと、原子になります。

それでも物質です。

しかし、その原子は、電子が動き回って物体に見えるだけで、電子の動きを止めると物体に見えていた99%は消えてしまいます。

仏陀はその事に気がついたのです。

あるように見えるだけで、ほとんど無いに等しいのです。

それが、色即是空の大まかな意味です。

つまり、この世はあるように見える幻なのです。

しかし、間違いなくある物もあります。

見えなくても間違いなくある物

それが、波動です。

波動は見えなくても有るのです。

世の中には様々な見えない波動が飛び交っています。

テレビの電波も波動です。

電波は見えませんが、テレビで受信して変換し、画面から画像として見えるものになります。

それは、見えないけど、誰もがあると知っています。

見えない電波を変換するテレビがあるからです。

物理的に解明していくと、やがて波動となって見えない物に変わってしまうので、色即是空という言葉で表現したのです。

その目に見えない波動が、何らかの法則で動き出して、目に見える物質に変化した世界

それが、この3次元の世の中なのです。

それを仏陀は

空即是色

と表現しました。

目に見えない波動が、目に見える物質を作り出しているからです。

この世は幻です。

しかし、逆に目に見えない波動は存在するのです。

ですから、その波動を認めようとしない人は、この現実を否定しているようなものなのです。

なぜなら、この世は全て波動でできているからです。

これが真実なのです。

しかし、人は自分が理解できる範囲でしか受け入れることはできません。

わたしたちは、長年の間に物理主義になってしまいました。

頭は目に見える物しか信用できないのです。

ですから、目に見えない精神世界よりも、目に見える 物理世界を信じているのです。

それを否定するつもりはありません。

僕もそうだったのですから、その気持ちは十分に分かります。

しかし、その精神世界の話が、物理世界の科学で証明できるとしたらどうでしょう?

それが出来る時代になりました。

それを証明するのが、量子力学なのです。

量子力学では、物理の法則と波動の法則を組み合わせることで、目に見えない波動が証明できるのです。

これはとても凄いことなのです。

こんな時代が来ることが分かっていたからなのでしょうか?

何千年も前にお釈迦様が説いた話は、それが当然という前提での話なのです。

ですから、お釈迦様は決して心の気休めとして説法していたのではなく、これから先、量子力学で解明される波動の法則が当たり前になった時代を前提として、科学的な話なのではないでしょうか?

それはどういうことか?

それを僕なりに解説してみます。

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