著者:ツナマヨ
ページ数:141
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社会基盤や企業活動などを支えるITシステム。
ITシステムにはたくさんのコンピュータがネットワークを介してつながっています。
最近では、コンピュータだけでなく、家電、ゲーム機、スマートフォンや自動車といった身近な領域でも急速にネットワーク化が進み、それらが巨大なネットワークを構成しています。
そして、そのネットワーク上には、有線、無線問わず、本当に様々なデータが流れています。
その中には、名前、住所、電話番号といった個人情報、IDやパスワード、クレジットカード番号、企業の発展や存続にかかわる、きわめて重要な社外秘情報、プライベートな写真やメール、通話音声など、他人には知られてはいけない、知られたくない情報も当然含まれます。
まさにネットワーク上は情報の宝庫と言え、そんな場所を悪人はいつもどこかでひっそり狙っています。何の対策もせずにそれら重要な情報を流すのは、きわめて危険な行為であるということは言うまでもありません。
ネットワーク管理者は、自身が管理するネットワーク上にどのようなデータが流れ、どのように見えているのか、それを知っておかないといけません。なぜなら、それを知らないと、上記の脅威に対して適切に対策することができないからです。
では、どうしたらそれを知ることができるのでしょうか。
それはパケットをキャプチャし、ネットワーク上に流れている生のデータを実際に見てみるのが一番です。生のデータを見て知ることで、ネットワークに潜む様々な問題を発見することができます。
生のデータを解析する、つまり「パケットを読む力」はネットワークに携わる仕事をする上で必須のスキルだと思っています。その力を身につけることで、様々にあるネットワーク技術の理解がより一層深まっていくのは間違いありません。
パケット解析に必要な前提知識から、具体的なパケットキャプチャ手順や解析方法などを順序立てて紹介しており、ネットワーク技術にそれ程詳しくない方でも無理なく読み進めていけるように心がけています。
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