著者:三浦 優樹
ページ数:96

¥280¥0

【三浦優樹の思考小論文シリーズ第2巻】

●物事に対する思考が深くなる!!

●世の中に対する興味関心が高くなる!!

●論理的思考力が身につく!!

●はじめにより一部抜粋
本書は、社会問題をはじめとする様々な分野のことについて、著者である私の考え方や思考といったものを小論文形式でお伝えしていく「三浦優樹の思考小論文」シリーズの第ニ作目となっております(過去の「三浦優樹の思考小論文」シリーズを読んでいなくても、問題なく本書を読み進めることができます。もし興味がある方は、過去の「三浦優樹の思考小論文」シリーズも併せてお読みいただければ幸いです)。

はじめに、なぜ私がこのような内容の本を書こうと決意したのかについて述べさせていただきます。

今の世の中では、情報それ自体の価値は薄れつつあります。

なぜなら、たいていの情報はググればすぐに分かるからです。

今は、ほとんどの日本人がスマホを持ち歩いていて、分からないことがあれば、すぐにその場で調べることができます。

これは、「答えが決まっている情報」の価値が実質的に低下しているということです。

これからの時代は、「自分で問題を見つけること」と「答えが一つとは限らない問題に対して、自分なりの答えを編み出していくこと」の二つが重要な要素となっていきます。

私が本書を書こうとした動機は、このような背景があったからです。

つまり、答えが一つとは限らない問題を提示し、それについての私の考え方や思考を小論文形式でお伝えしていくことで、世の中で起きている様々なことについて、あなたの答えを編み出していくことの一助になりたいというのが最大の理由です。

最近は、すぐに役に立つ情報がもてはやされている傾向があります。

ですが、すぐに役に立つ情報というものは、すぐに役に立たなくなるというのが世の常です。

残念ながら、本書を読んでもすぐに役に立つ情報が手に入るわけではありません。

しかし、本書を読むことで、「物事全般に対する深い思考力」「世の中に対して高い関心を持つ姿勢」「鋭い論理的思考力」といった、普遍的な価値を身につけることができます。

なお、ここで一つ補足しておきます。

先述したとおり、本書で取り扱うものは答えが一つとは限らない問題です。

ですから、それぞれの問題に対する私の考え方や思考といったものは必ずしも正解ではありません。

そもそも、正解のない問題に絶対的な正解など存在するはずがないのです。

ですから本書を読み進めていく中で、「この問題に対する著者の主張には納得できない」といった感想を持つことも当然起こり得るということです。

そうした場合には、「なるほど、こういう考え方や思考をする人間もいるのだな」という程度で参考にしていただければ幸いです。

むしろ筆者は、「この問題についての著者の主張には納得できない」と読者に思われることは、良いことであるとさえ考えています。

なぜなら、そうなることで「著者はあのように言っているが、私はこういうふうにすべきだと思う」というように、物事について深く考える習慣を身につけることを促すことができるからです。

これも、本書を書いた大きな理由の一つというわけです。

またこのシリーズでは、「そんなことまで問題として取り扱うのか」と、読者に怪訝な表情をされてしまうような分野についても一部取り扱っています。

内容のすべてを真面目な話ばかりにしてしまっていては、気疲れしてしまう方がいるかもしれないことを考慮したためです。

どうか、あらかじめご了承願います。

また、小論文は「である調」であることが一般的ですが、本書では「読者とのコミュニケーション」という性質を勘案して、「ですます調」を採用しています。

これについてもご理解のほどよろしくお願いいたします。

本書が、あなたの思考力がより一層磨かれていくことの一助となることを強く願い、はじめのあいさつを書く筆をおくことといたします。

●目次

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