著者:鈴木大介
ページ数:38

¥150¥0

 みなさんは今までに登った山とか、日本百名山とか自分の好みの情報に基づいて、山を地図上に表示したり印をつけたいと思ったことはありませんか?
 私は趣味で山登りをよくするのですが、最近はスマホやパソコンなどで地図を見る機会が増えました。そうするうちに、山々の位置関係、自分の登った山はどれか、それぞれの山の情報(日本百名山、北海道百名山、札幌50峰、一等三角点など)などを直観的に簡単にわかる方法はないかと思い始め、QGISというソフトの存在を知りました。GISとはグーグルマップなどに代表される地理情報システムのことですが、このQGISは無料でこれらのGISを扱うことのできるソフトです。しかしながら素人である私にとって、QGISについての本は難解だったりボリュームが多すぎてどこを読んでいいのかわからずに苦労しました。
 QGISを使うことによって便利なことは、
(1)背景地図をGoogle Map、国土地理院地図、OpenStreetMapなど自由に変えられる。
(2)それぞれの山を情報に合わせて表示したり非表示にしたりが容易である。
(3)登山前に計画ルートのGPXファイルを作ることができたり、下山後のGPSログを表示したりすることができる。
などがあげられます。

 そこで、本書ではQGISの理論や細かい使い方などはすっ飛ばし、私が自分で登山計画や登った山の整理のために使っているやり方に特化して備忘録もかねてまとめてみました。同じようなソフトとしてはカシミール3Dがあり、実際には併用した方が便利なのですが、とくに(2)の機能についてはQGISが非常に使いやすく、主にこの機能に重点をおいて書いてみました。なお、山の位置情報のcsvファイルを作る時にカシミール3Dの地名ファイルを流用して使っていたりと、あくまで私なりの使い方を記載していますので、どうかご了承頂きたく存じます。本書が登山を楽しむ方々のお役に立てれば幸いです。

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