【無料で読める】遊歩人 ２００８年５月号: 特集・競馬場が呼んでいる

パドックで馬体を見る。スタンドで見おろす。ターフビジョンが鮮やかに映す。ファンファーレが高らかに響く。各馬ゲートイン。上がる歓声。
そして一瞬の静寂。さあ、勝負だ！

シラミ奇談　半藤一利
「お買い物道」への道程　森福　都
憂愁の匂いただよう春に生と死を想う　伊藤謙介
馬も一回勝負する　寺山修二
競馬場へ行こう!　浅田次郎
仲間競売にマナーあり　北上次郎
さよなら万馬券　高橋洋子
三重勝と十円コ　安部譲二
「おけら街道・ポッポ焼き」　喜多條忠
狂人なおもて往生をとぐ　扇田昭彦
猫の毛に風の流るうる五月かな　嵐山光三郎
山伏神楽　池内紀
京橋通り商店街フォーエバー　平安寿子
浅川マキの時代　三田誠広
立石再訪“危うし”?「呑んべ横丁」　坂崎重盛
三百字小説 ONE SHOT NOVELS LAND 47　川又千秋
遊書館 私のおすすめ本 73　森下一仁