著者:村松崇
¥900¥0

・いつも時間に追われている
・心の中では「どうせうまくいかない」と思っている
・自分のことをわかってくれる人なんて、この世の中にはいない

こんな心の声が何度も聞こえてくる人は、この先もぜひお読みください。

突然ですがあなたは、日常生活がうまくいかないのは何のせいだと思いますか?
忙しいから?
自分にその能力がないから?
それとも、あなたが暮らすその環境が悪いからでしょうか?

どれも正解であり、そして不正解です。

ここにあげた課題はあなたにとって、とても大きく、重要なことかもしれません。
しかしこれらの課題は、ただ目の前のことをやっているだけでは解決できず、根本的な課題のうちの氷山の一角なのです。

では、根本的な課題を解決するためには、どうしたらいいのでしょうか?

その答えは、この本の主題でもある「習慣」にあります。

普段から時間がないのは、習慣化されている作業が少なく、一つひとつの仕事、その切り替えに時間が取られるからです。
そのような自分ばかり経験していると、「自分はできない人間なんだ」とネガティブな思考に陥る習慣を身につけてしまいます。

そして、ネガティブな思考ほど、見て見ぬふりをして隠そうとするので、周りはあなたの悩みに気づかず、「わからない人」と習慣的に考えるようになるのです。

私自身、学生の頃から時間の管理が苦手で、悪い習慣ばかり身についていました。
高校受験をきっかけに不登校になってからは、16年もの間、精神的に不安定な状態で、昼夜逆転の生活やストレスで不眠、動悸、めまいなど、うつ症状にも悩まされてきました。

6年かけて大学を卒業後、32歳の時にやっと初就職を果たしましたが、精神的に不安定な状態は少なからず続いていました。
ストレス発散のためにゲームやマンガ三昧の生活を繰り返す中、目の病気が発症し、左手にしびれまで出てきてしまったのです。

「さすがに、このままではまずい」

意を決して職場の上司に相談したところ、「体調の記録を取ってみなさい」と一言。
それをきっかけに、体調管理ノートをつけ始めたのです。

ノートに記録していくと、自分の時間の使い方がよく分かり、いかに体に良くない生活をしていたのかを、自覚せざるをえませんでした。
そこで、目に留まるところから少しずつ、生活を改善しはじめ、それに伴って体調も良くなっていったのです。

「自分にもできる!」

毎日の記録、自分自身の体調の変化が、「どうせダメだ」と落ち込みやすい自分に、自信を取り戻させてくれました。

ここまでくると、どんなことでも記録に残したくなり、仕事のこと、プライベートのこと、他人から見たらどうでも良いようなことまで、記録に残すようになったのです。

仕事でも「進捗管理シート」を導入して、各業務の進捗具合を記録してもらうようにしました。
毎日の進捗を簡潔にまとめて残すことで、タスクの管理が容易になり、チーム内での連携がスムーズになって、業務が効率的に進むようになりました。

それだけでなく、全体的にミスが減少し、職場の人間関係も良くなったのです。
各人がそれぞれの仕事の要点を押さえられるようになったので、ミーティングにかける時間も短縮できるようになりました。

このように、物事の記録をつけ、日々の自分の行動を振り返ることにより、時間管理の仕方がまるで変わったのです。
それまでの時間に追われるような人生から、時間の主導権を自分で握り、コントロールしていく、そんな人生を歩めるようになりました。

そんな私の体験から、時間に追われない、タスクもサクサク進む、習慣化の秘訣をお伝えします。

元引きこもりから社会で通用するようになったノウハウですので、ぜひお楽しみください。

シリーズ一覧

  • 同シリーズの電子書籍はありませんでした。

 

  Kindle Unlimitedは、現在30日間無料体験キャンペーンを行っています!

この期間中は料金が980円→0円となるため、この記事で紹介している電子書籍は、すべてこのKindle Unlimited無料体験で読むことが可能です。

Kindle Unlimited 無料体験に登録する