著者:なにおれ
ページ数:91
¥250 → ¥0
本書が目指すのは、この問いに対する解答の選択肢を増やすことです。
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「食べる」という行為は、生命を維持するために欠かせない人間の欲求のひとつです。しかし、食べ物が捨てられる飽食の現代において、食は「娯楽」としての役割が強くなりました。
それゆえに、求める食の水準はどんどん高くなっています。
しかも、そのことに自覚があまりありません。
その結果、”我慢” して食費を減らしたり、”制限” してダイエットをしたり、”時短” のためにコンビニで食事をすませたりすることが当たり前になりました。
無自覚に高くなりすぎた当たり前の食の水準は、豊かな状態とはいえないと思います。
毎日の食事というのは、シンプルで質素なくらいでちょうどいいのです。
「贅沢な食事とは?」
と質問されたとき、白飯に、味噌汁、漬物と納豆のような質素な食事がパッと思い浮かぶようになれば、食費の節約も、ダイエットも、家事も自然とうまく回り出します。
本書では、質素な食事に豊かさを発見するために、「贅沢な食事」と「質素な食事」の認識の整理、食べる環境の整え方、具体的な自炊ノウハウを、順を追って説明していきます。
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こんにちは、なにおれと申します。
2018年から、「少ないものとお金で楽しく暮らす」をコンセプトにブログ『なにおれ』を運営しています。
運営開始から、250万人以上の方がブログを訪れてくれました。累計のPV(ページビュー)は650万PVを超えます。(2022年1月時点)
本書『ミニマリスト式超自炊術』は、できるだけ安く、できるだけ手軽に、できるだけ健康的にを目指して私が実践してきた「自炊術」について、公開したブログ記事を体系的に再編してまとめたものです。
栄養士でもなく、医者でもなく、研究者でもない一個人だからこそ伝えられる、等身大の体験談をまとめました。
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●目次
はじめに
第1章 質素な食事でも贅沢
・あなたにとって贅沢な食事とは?
・当たり前の食事の水準を見直す
第2章 食べることに集中する
・食は五感で楽しむもの
・片付いたテーブルで椅子に座って食事をする
・3つの言葉を声に出す
・器にはこだわる
【コラム①】1日3食も本当に必要なのか?
第3章 毎日の食事はシンプルでいい
・シンプルな料理のロジック
・調味料は7つだけでいい
・茹でる・蒸すは電子レンジを使う
・豚肉は塊のブロックを買う
・鶏肉は焼くよりも茹でる
・魚は缶詰を和える
・季節の旬の野菜をいただく
・作ったおかずは明日にリレー
第4章 毎日の献立のルーティーン化
・1汁2菜が基本
・白飯は小分けして冷凍しておく
・味噌汁は味噌をお湯で溶かすだけ
・5分で作れる簡単お漬物
・電子レンジで1分おひたし
・納豆と豆腐は最強のベンチウォーマー
・ちくわになにを詰める?
・たまごのバランスの良さが優秀
・サラダは塩とオリーブオイルで
・最強のふりかけは味噌
【コラム②】いままで食べたもので一番おいしかったものはなんですか?
第5章 平日質素・休日贅沢の法則
・ハレとケを楽しむ
・毎週土曜日は海鮮手巻きの日
・お出かけにはピクニック飯
第6章 自家製の質素スイーツを楽しむ
・きな粉をそのままパクリ
・3分チンで作るおからパウダーの蒸しパン
・和菓子なら自家製白玉
・揚げないポテトチップス
・栄養の塊「森の宝箱」
【コラム③】正しく食べることが大事?
第7章 質素な食事の3つの魅力
① 意図せずとも節約になる
② 体型維持が簡単になる
③ 料理のストレスが減る
あとがき
著者紹介
・プロフィール
・過去の出版作品
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●著者プロフィール
なにおれ。1991年生まれの30歳。
住む場所を自由に選べる生き方を目指すサラリーマン。会社員として働きながら、ブログ運営やKindle出版などの副業に取り込み、月6〜8万円の生活費で一人暮らしをしている。その結果、20代で1,000万円以上の蓄財に成功。ブログの累計PV数は650万PV超え、出版中のKindle本10作は全作ともKindleストアで500位以内を獲得。
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