著者:オダギリサトシ
ページ数:110

¥490¥0

僕は33歳の時に白内障になりました。

手術費用は129万6000円です。

⬅︎本書の表紙の下帯は病院の領収書になっています。

かかった手術費用は、当時の僕の月給×4ヶ月分という大変高額なものでしたが、おかげさまで手術後は「視力が回復」し、それまでの日常を取り戻すことができました。

手術が「成功」ではなく「視力が回復」と書いたのには理由があります。

それがズバリ本書の執筆動機なのですが、手術をしていただいた医師やスタッフの方々に何か落ち度があったという事ではありません。

・僕はあまりにも眼内レンズについて無知で、深く考えずに短絡的な選択をした事を後悔している。
・今の見え方について受け入れられていない部分がある。

つまり後悔と不満があるという事が、視力が「回復」という言葉を使った理由です。

執筆動機はまだまだ続きます。

自覚症状が現れ「なんだか最近まぶしく感じる」と、目の見え方の違和感に悩んでいる時。
そして白内障と診断されて事態をのみこめていないにもかかわらず、「手術しないと治りませんよ」「いつにしますか?」と地元の眼科医にぶっきらぼうに言われた時。

この病気について知りたい事がたくさんありました。

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