著者:大矢 康裕
ページ数:343

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爆弾低気圧、豪雨、落雷、異常高温、台風、豪雪など。
最新の知見に基づいて気象遭難を引き起こす背景を探り、事故を防ぐ手立てを考察。

決して埋もれさせてはならない過去の遭難事故の教訓、将来も風化させてはならない近年の重大な遭難事故の教訓、そして将来の気候リスク。
ヤマケイオンラインで「山岳防災気象予報士・大矢康裕が教える山の天気のイロハ」を連載中の著者が
「遭難をなくす!」という思いを込めて、すべての登山者におくる一冊。

■内容
第1章 恐い爆弾低気圧
爆弾低気圧が引き起こす疑似好天/事例 2009年4月・北アルプス鳴沢岳遭難事故/どうすれば防ぐことができたのか
将来の気候変動によって爆弾低気圧はどうなるのか

第2章 山岳を襲う豪雨
梅雨についてもっとよく知っておこう/大雨になった時に山ではどのようなリスクがあるのか
事例1 2004年7月・奥只見山系白戸川遭難事故/事例2 2017年6月・屋久島での遭難事故
将来の気候変動によって梅雨の大雨はどうなるのか

第3章 落雷リスクは増える
雷についてもっとよく知っておこう/知っておくべき雷の知識/事例1 1967年8月・西穂高岳落雷遭難事故
事例2 2012年8月・槍ヶ岳落雷遭難事故/将来の気候変動によって雷はどうなるのか

第4章 異常高温に警戒
夏の暑さと熱中症対策/熱中症についてよく知っておこう/事例1 1994年7月・朝日連峰遭難事故
事例2 2020年8月・羊蹄山遭難事故/将来の気候変動によって夏の猛暑はどうなるのか

第5章 夏でも起きる低体温症
山では致命傷に繋がる低体温症/事例1 1913年8月・木曽駒ヶ岳『聖職の碑』遭難事故
事例2 2009年7月・トムラウシ山遭難事故/将来の気候変動によって低体温症のリスクはどうなるのか

第6章 関東甲信や北日本を襲う台風
なくならない台風による遭難事故/事例1 2002年7月・トムラウシ山遭難事故/事例2 2018年7月末・富士山遭難事故
将来の気候変動によって台風はどうなるのか

第7章 中部山岳北部を襲う豪雪
日本海側の雪についてもっとよく知っておこう/大雪になったときにどのようなリスクがあるのか/事例1 1963年1月・薬師岳遭難事故
事例2 2004年2月・大長山遭難事故/将来の気候変動によって雪はどうなるのか

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