著者:川俣 晶
ページ数:80

¥398¥0

 1970年代前半。モハ52が大好きだった鉄道模型モデラーの父は、小学生の筆者に初めてのNゲージを買い与えた。
 キハ20(モーター付き)である。
 それから父と筆者は様々なものを作り、壊し、運転し、趣味を謳歌した。
 それから五十年。今、あの頃を振り返り、思い出を辿ってみるのも悪くない。
 結局キハ20とは何だったのか。それは単なる車両以上の奇跡だったのだ。

目次
まえがき
自己紹介・英才教育を受けた奇跡の落後エリート
三線式交流Oゲージの奇跡
16番・茶色のDF50と茶色の軽量客車の奇跡
16番・カツミ165系編成に組み決まれたカワイ153系の奇跡
EB45・フリーランス16番の奇跡
我が家に来た関水金属キハ20という奇跡
スカートが台車に付いていないNゲージEF70という奇跡
EF65 1000番台が発売されるという奇跡(でも手遅れ)
SL予定品ばかり・関水金属カタログの奇跡
KATO、アトラス、トミー、Nゲージのブランドの奇跡
紙工作の奇跡・科学教材社のNゲージ工作本
鉄道模型同人誌MRW・同人誌を作る小学生の奇跡
理想のレイアウト工作という失敗した奇跡
不発の16番ペーパー車体工作・歌川モハ52の奇跡
奇跡のナローゲームブーム・Nゲージはナロゲージに化けた
レイアウト建設用地を確保した奇跡の叔父の話
ある種の一つの終わり・奇跡の趣味人としての成熟度
まとめ・関水金属キハ20は奇跡の成功商品だった
あとがき
付録・キハ20系の旧製品と現行製品の見分け方
付録・首都圏色のキハ20はありなのか?
付録・奇跡の鉄道小説・果てしなき鉄道趣味の果てに

  Kindle Unlimitedは、現在30日間無料体験キャンペーンを行っています!

この期間中は料金が980円→0円となるため、この記事で紹介している電子書籍は、すべてこのKindle Unlimited無料体験で読むことが可能です。

Kindle Unlimited 無料体験に登録する