著者:原 慈妙子
ページ数:112
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あなたはこれまで子育てについてたくさん悩んできたことでしょう。
・他の子にできていることが、うちの子はできていない
・子どもが社会に出てもやっていけるのか心配
・子どもの将来このままで良いのか不安
・子どもに注意しても聞いてくれない(無視される、言い争いになる)
・疲れていて、子どもやパートナーに対しイライラする、怒鳴ってしまう
・子どもには「良い子」に育ってほしい
・子どもには、自立してほしい
そんな心配をされているかもしれません。
もしこのようにお悩みなら、この本でお伝えすることはきっとあなたのお役に立つはずです。
私は、教員時代の5年間で1220人の生徒を直接指導してきました。独立後はNLP(Neuro Linguistic Programming 神経言語プログラミング の略称で、別名「脳と心の取扱説明書」とも呼ばれる最新の心理学)を子育てに活用する方法を研究し、教員向け不登校研修の講師や起業家向けの心理学講座講師をやってきました。カウンセリング・コーチング等で寄り添ってきた人数は、不登校で悩む親御さんや経営者・芸能人等も含め2年で400人ほどになります。
私は、この本を通じて、「大人が思い込みや不安を手放して子どもの価値・能力・未来を信じることができれば、その子の才能・個性がどんどん伸びていく」ということを広めたいと思っています。子どものダメなところにフォーカスして、それを改善・矯正する(=まわりと比べる)子育てよりも、元々その子の持っている才能・資質に合わせた(=その子の存在価値を認める)子育てをすることで、イライラや不安のない子育てができることを伝えたいのです。
この本は、子育て中(幼稚園児~高校生くらい)のお母さん、お父さんに読んでいただきたい、と思っています。特に、子どもを良い子に育てたいと思っているがゆえに、子どもに厳しいことを言ってしまう方に読んでいただきたいです。
私のクライアントさんは「子どもが不登校の親御さん」が多く、自分に自信がなく、自分を責めてしがいがちです。この本で紹介するメソッドは、不登校に限らず、子育てで悩んでいる人にも活かしてもらえると思います。
この本では、
・子どもに対してイライラして口出ししてしまう仕組み
・子どもとの関わり方(子どもの才能、特に非認知的スキルを伸ばせる親になるためのポイント、反抗する子どもへの接し方、子どもが主体的に動きだすためのヒント)
・イライラや不安を生み出す原因となっている、自分の中の思い込みや価値観
等についてお話ししていきます。
また、子育てで悩んでいる時に「子どもは信じて見守れば良いんだよ」というアドバイスを耳にすることがあると思いますが、言葉ではわかっていてもなかなか腑に落ちないものですよね。
そのため、子育てのマインドの部分、思い込みや不安を手放す方法等本質的な部分をお伝えしていこうと思います。この本を通して、あなたの子育てのストレスが減り、お子さんの才能が伸びていくきっかけを作れたら嬉しいです。
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