【無料で読める】未来を予約する魔法のスケジュール

スケジューリングには、人生を決定する力があります。
予定を書き込むだけのツールではないのです。

毎日が以前に比べ、幸せで、楽しいものになる人もいれば
真にやりたいことや、理想のライフスタイルが見つかる人もいます。

本書では、「スケジューリング」と言っても、
従来のような予定を書き込むのではなく、
「人生を理想のものにしていくスケジューリング」の方法をお伝えしています。

本当に自分の心が喜ぶ予定をまず
スケジュールの中に書き込んでいく習慣をつけると
「真に自分が望むこと」が日常に溢れてきます。

そうすることで、理想が現実に変わっていくことを日々、体感できます。
そして、そんなときめきのある楽しい予定が
人生に少しずつ増えてくると、自分のことが好きになれます。

ご自身で出来るワークを沢山、本書の中で、ご紹介していますので、
お気に入りのスケジュール帳とペンを片手に読み進めてみてください。

本書が「理想の自分に出逢う時間」となりますよう、
「未来を約束する魔法のスケジューリング」の方法を

「理想の未来を手に入れたいあなた」にお届けします。

未来を約束する魔法のスケジューリング　目次　

第１章　なりたい自分を見つけるスケジューリング

　　　　理想を知る
　　　　「出来ない」ほとんどは思い込み
　　　　感情を決定の判断にする
　　　　お金と時間がなくても絶対に譲れないものは何ですか
　　　　なりたい自分に出逢うために今日、何をやめますか。
　　　　【第１章のポイント】

第２章　スケジュール帳に人生の地図を描く

人生のＧＰＳをセットしよう
　　　　「理想リスト」を仕分けする
　　　　未来を予約する
　　　　人生の転機を読む
　　　　【第２章のポイント】

第３章 理想を現実化させるスケジュール

　　　　未来を逆算して考える
　　　　「逃避行動」を管理して「やる気」を出す
　　　　理想を叶える生活費の計算方法
　　　　「数字化」で、ビジョンをタスクに変える
　　　　目標は具体的に行動できるものにする
　　　　３つのお金の使い方を知って理想を増やす　　　
　　　　【第３章のポイント】

第４章　習慣を変えるスケジュール

　　　　習慣とは「慣れ」、良いとは限らない
　　　　15分メソッドで先送りしない　
　　　　「面倒リスト」には曜日設定する
　　　　自分の人生の舞台の主役はあなたです
　　　　ロールモデルで一歩先の自分を想像する　
　　　　【第４章のポイント】
　　　
第５章 毎日をピークパフォーマンスに保つスケジュール

　　　　　寝る前には、「良かったリスト」を３つ書き出す
　　　　　朝一番にすることを決める
深いリラックスの谷は高い緊張の後に訪れる
　　　　　今日を最良の服で過ごす
　　　　　鏡を親友にして宝物を見つける
　　　　　就業時間を決めて、ハッピータイムする
　　　　　【第５章のポイント】

　おわりに
Shout-Out / Special Thanks

第１章　なりたい自分を見つけるスケジューリング

理想を知る

今から、少し目を瞑って理想の朝の過ごし方を思い描いてみて下さい。
朝起きてから、どのように過ごしますか。

素敵なイメージが湧いたでしょうか。
心がときめきましたか？

ここで１番大事なことは、今の暮らしや現状は一旦隅に置いて
イメージを膨らませることです。

「海辺のテラスで波音を聴きながら朝食を食べる」

「素敵な家具に囲まれたダイニングで、
　毎朝、美味しいコーヒーを飲む」

現実には、家が海から離れていても、
住んでいるお家の居間は畳でも、

朝は旦那さまと子どものお世話で時間に追われていても

ここで描く理想は、そういった現状は忘れて、
自分にとっての理想が何かを確認するのが１番大切。

なぜなら、今の生活では不可能と思っていることの中には
今すぐ叶うことが結構多くあるからです。

「出来ない」ほとんどは思い込み

まずは、なりたい自分、理想のライフスタイルを明確にするためにも、
憧れる生活、住みたい場所、欲しい物、
理想の時間の過ごし方や働き方などの
「理想リスト」を、スケジュール帳に書き出してみて下さい。

書き出す時に注意をしたいのが、
消去法でやりたいことを決めないこと。

よくあるのが、現在の日々のスケジュールや
家計の現状、貯金額を、頭でパパっと計算してしまい

「これなら出来るかな？」
と、妥協して、やりたいことを決めてしまうこと。

先にも書きましたが、出来ないと思っている事の中には
実際には現実にする事ができるものが沢山あります。

本書を読み進めてもらうことで、
その意味が理解できてくるので、

現状、出来そうなことだけを集めて
リストを作るのではなく

本当にやりたかったこと、
本当に望むライフスタイルを思い切って
スケジュール帳に挙げてみてください。

　感情を決定の判断にする

ここで、「理想リスト」を書き出す際の
ポイントを１つご紹介します。

今まで行ったレストランや旅行先で、
「ここは、本当に良かった」と思う場所はどこですか？

その時のことを思い出すと今でも心が明るくなったり
頑張るモチベーションになったりする場所です。

「理想リスト」は、
リスト書き出す前に、是非、それが実現した時の
感情までも想像してみて欲しいのです。

私は、年に２回、長期の旅行に行けるように
なりたいと思っていました。

海が大好きなので、アメリカのどこまでも続く白い砂浜で
年に１度や２度はゆっくり過ごしたいですし、
国立公園など巡ってみたい場所も沢山あります。

当時は、それを実現する術を知っていたわけではありません。
ですが、ハーブティーを飲みながらくつろいでる時や、
ほっと一息ついたとき、など
１日の中で何度も、理想のライフスタイルや、理想のバケーションを
心の中で思い描いていたのです。

波の音や潮風の香り、太陽に輝く白い砂浜、赤く染まった日の出、
ビーチを眺めながら食べるカニやロブスターなど、
五感を出来るだけ全部使って、鮮やかに思い描いて、
その時には、自分がどういう気持ちになっているかを
心の底から想像するのです。

今では、年に２回長期のバケーションに出かけたいという夢は、
毎年叶っています。
年に２、３度、１度に２週間程のバケーションを取って
大好きなビーチリゾートや国立公園で過ごせるようになりました。

五感を使ってイメージを働かせること、
その時の気持ちを心の底から味わうワークは
雲の上の理想を、現実可能な出来事に引き下ろしてくれます。

私のワークショップや個人セッションでは、
メディテーションのメソッドを使って、
心にかかっているブレーキを取り払うことで、
本当にやりたいことを、やりたいと自信を持って
言えるようになるワークを取り入れてます。

スケジュール帳に「理想リスト」を書き出す際は、
五感をフル活用して、現実になった時に、
どういう気持ちがするかを「脳感」して、
その上で、ピンと来た「本物」を選ぶようにしてみてください。