著者:吉村ジョナサン
ページ数:21
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吉村ジョナサンとは何者なのか。その答えがこの中に。
【内容】
・吉村ジョナサンを知る10の質問
・作品目録
・バイオグラフィー
【著者:吉村ジョナサン/DAIKI】
1984年生まれ。エッセイスト・詩人の活動(吉村ジョナサン名義)、即興卓上木琴奏者・ポストカードアーティストの活動(DAIKI名義)を行なっている。山形大学教育学部を卒業後、私立高校の国語教師として13年間務める。その後上京し、アーティスト活動を開始する。現在は塾講師を務めながら、多方面で表現活動を行なっている。
【吉村ジョナサンのエッセイ】
初期には、『睡眠随想集』や『香りのある生活』といった特定のテーマに絞った作品が刊行された。教師としての経験を活かした『受験生らしくなくっていい』『知の教育』、音楽家としての立場から語る『即興演奏という語り』には、独自の哲学が表れている。その他にも、日常のあれこれをつづった『都会の空』『違和と共存』からも、吉村の世界観、独特の文体が感じられる。内容は込み入っているものの、論理的というわけでもなく、かといってわかりやすくもない文体に置いて行かれることもしばしばだけれども、そこに魅力がある。
【吉村ジョナサンの詩】
もともと短編の物語を書いていたものを、詩としてとらえたところから始まっている。最初の詩集『アロマ詩集』はほとんどが物語になっており、第二詩集『宇宙の本』も前半は物語になっている。その後、韻文的な要素が強いもの、メッセージ性が強いものも多くなっていく。そして、第三詩集『地平線』には多様な作風が見られることになる。物語として、エッセイとして、言葉あそびとして、それぞれの楽しみ方ができるのがおもしろい。
【DAIKIの作品集】
企画作品としては、アルファベットをモチーフにした『A to Z』、世界的なイベントであるインクトーバーへの参加作品を収録した『CRYSTAL to RISK』がある。初期の作品集としては『三行詩とポストカード』があり、作家活動はボールペン線画から始まっている。『Marine Sleep』はその線画から次のポスターカラーを用いた色彩表現への過渡期の作品が収録されている。次の『BALANCE』では、ポスターカラーを用いて点描や線を描いている。色彩と幾何学模様に向き合い始めた段階である。そして、『SCRAMBLE』では、様々な素材の紙を用いることで、質感を意識した作品群が生まれている。基本的に下書きや構成などは考えず、即興的に描いていくスタイルをとっている。気分がのったときに描いていくタイプ。
【DAIKIの演奏活動】
10歳から打楽器を始め、その後、吹奏楽や管弦楽、アンサンブルに親しむ。紆余曲折を経て、35歳のときに、自分の何気なくやっていたことがフリーインプロビゼーションに近いことを知る。36歳から卓上木琴による即興演奏をyoutubeに公開し始める。現在450以上の動画をアップしている。世界中の人に卓上木琴を楽しんでもらえる日を目指して活動している。主な使用楽器は木琴メーカーとして有名なコオロギの卓上木琴。
【本のデザイン】
書籍は本が苦手な人でも読みやすいよう、文字が大きく、全体の文章量も控えめに設定されている。A5サイズで持ち運びにぴったり。電子書籍でも読めるほか、kindle unlimitedでも読むことができる。
シリーズ一覧
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