【無料で読める】失敗しない就職活動: インターンシップ・会社説明会・OB訪問では会社の真の姿は見えません。あなたに合った就職先の見つけ方を教えます

社会人になってからの『最初の３年』でビジネスライフは決まる――しかし、その貴重な３年間に離職する若者は大卒者で３２．８％にも及ぶ。これでは就活に成功したと、とても言えない。
就職活動のミスマッチは人生を左右しかねない。これを防ぐ第一歩は、企業の人気ランキングやイメージでの好き嫌いに惑わされず、自分が長く続けていける仕事を選ぶことだ。しかし、そのために必要な知識や判断基準をもたない、社会経験のない大学生はどうすればいいのだろう。

そんな就活生のために、1万人以上を面接してきた第一線の経営者が、企業選びのノウハウを詰め込んだのがこの本だ。企業や社会が「お客さん向け」に作ったイメージに騙されることなく、企業の本音や就職後に就く業務から、本当に自分に合った職種を選ぶ。そのための知識や心構えを教えてくれる、これまでにない就活本になっている。

「人と会うことが苦手な性格でも向いている営業」があること。大企業ほど出世に学歴が必要なこと。今人気の企業が10年後存在している保証はどこにもないこと。
この本を読めば、就活にとって大切なことがたくさんわかるだろう。そして、本当に成功した就活とは自分に合った人生を送ることで、人気企業に就職したり内定を何十社ももらうことではないことがわかるだろう。そもそも学歴フィルターなど成功した就活とは無関係なのだ。無駄に大量のESを書くこともなくなり、ブラック企業に引っかかることも防げる。
不要な努力を減らして、長く働き続けられる企業に就職する――就活の真の勝者になるために必読の本だ。

目次
はじめに
社会に出た事のない学生が、やりたいことが見つからないのは当たり前
自分ひとりで入社を決めるな

第１章　世の中は君が思い描くほど甘くはない
思い描いていた仕事像などあり得ない
あなたの考える『ワーク・ライフ・バランス』は絵空事
楽して稼げる仕事などない
転職は転落の第一歩である
公平な人事などあり得ない
どんな仕事でも一人前になるには１万回

第２章　実態を知らずして業界を選ぶな
好きな業界から選ぼうとするな
自己分析をもとに業界選びをするな
大学の専攻で業界は絞れない
説明会やＯＢ訪問で、業界の実態はつかめない
参考：飲料メーカーの営業
１つの業界でも様々な業態があることを忘れるな
参考：不動産業界の業態
『稼ぐ部門』を知れ
参考：製造業の部門
『ハードな環境』と言っても人によって感じ方が違う
『営業』や『販売』というだけでアレルギーを起こすな
参考：営業スタイルのパターン
営業・販売以外の部門に新卒者を配属している業態もある

第３章　自分に合った会社を選べ
多くの学生は無駄な動きをしている
参考：学生が陥りがちな間違った企業の選び方
大学の偏差値と入れる会社の銘柄はイコール
参考：大学のゾーンと企業の格
初任給が低すぎる会社は避けた方がよい
初任給が高すぎる会社も避けた方がよい
休みが少なすぎる会社は避けた方がよい
離職率が高い会社は避けた方が良い
社員の平均年齢が低すぎる会社は避けた方がよい
ベンチャー企業は避けた方がよい
外資系は避けた方がよい
まとめ：自分に合った会社の選び方
参考：エントリーする前に！　会社選びのチェックシート

【番外①】人事をだますのはいとも簡単
押してダメなら引いてみな

第４章　入社後１０年、２０年を見越して会社を選べ
リスクと安定性のどちらを取るかは君次第
参考：１０年後、２０年後を見越した会社選びのチェックポイント

【番外②】美大生は就職先をこう選べ
美大生であろうと、大学で学んだことは実際の仕事では使えない
クリエイティブな職種にこだわらなくてもいい
美大にも学歴フィルターがある
社歴の浅い会社・個人事務所はブラックだと思え
まとめ：自身のポテンシャルを発揮できるか否かは、あなた次第

おわりに