著者:賢者企画
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まず勉強方法として、一般的に、独学、通学、通信の3つの方法がありますが、初学者の方の独学はお勧めしません。通学、或いは、通信を強くお勧めします。
理由は、社会保険労務士の試験は範囲が広く(10分野)、「国民年金法」や「厚生年金保険法」、「健康保険法」のように身近な法律もありますが、「労働保険徴収法」のように、実務に携わっていないとまず聞いたことがない、初めて触れる法律もありますので、本屋さんで購入するテキストを読むだけでは、理解が十分に深まらない恐れがありますし、何よりも、そもそも理解ができずに、途中で挫折してしまう可能性があるためです。
また、この試験は、範囲が広いうえに、難易度も高く、勉強時間をかなり確保する必要があります。
そのため、できるだけ、効率よく勉強し、記憶に残していく必要があります。
一般的に、お仕事をされている場合は、1日2時間程度が勉強時間になると思います。
そのため、1か月間の勉強時間は、毎日続けても、2時間×5日間×4週間の「40時間程度」で、これを10か月続けても「400時間程度」しか確保することができません。
「400時間」で、10分野の学習を進める必要がありますので、この後、ご紹介するポイントを参考に、効率よく学習を進めてください。1分野の平均勉強時間は40時間ですね。
なお、残りの2か月間は直前の対策が必要になりますので、400時間とは別に勉強時間を確保する必要があります。
また、勉強時間の計算に、休日はいれていません。
休日は、お仕事も勉強もお休みの日としておき、勉強が遅れた場合に限定しておかないと、勉強そのものが息苦しくなってしまいます。
よく、この試験の勉強時間は1年間で1,000時間必要と聞きます。たくさん勉強するためには、プライベートや休日を犠牲にする必要がでてきますので、できるだけ効率よく、学習することをお勧めします。
よくやってしまいがちなのですが、テキストを読んでばかりいるのではなく、テキストはさらっと読んで、後は、問題を解き、分からなかった場合や記憶が曖昧な場合に、テキストに戻り復習する、という方式が効率的です。
結局、試験に出題されるのは、テキストの文章ではなく、問題集に記載されている問題なのですから、問題をたくさん解き、慣れていった方が良いと思います。
そして、分野ごとにメリハリをつけて学習することも知っておいて欲しいです。
このようなことを、皆様に紹介していきたいと思います。
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