著者:櫻井まぁ
ページ数:32
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うつは“治りにくい”、そして“再発しやすい”という特徴があります。
そのため、医師などの関係者の方は『長いおつき合いをするつもりでいきましょうね』というような声かけをされます。
そのため、医師などの関係者の方は『長いおつき合いをするつもりでいきましょうね』というような声かけをされます。
確かにうつは長期にわたる場合も多くあります。
ですから、長くおつき合いをしていくという意識や覚悟も必要になります。
完治をめざすべきか寛解をめざすべきかという議論もあります。
私はおつき合い“するしかない”とは考えたくありません。
うつのご機嫌(症状)に合わせながらも、出て行ってもらう準備はしていきたいです。
私はうつと17年のつき合いになりますが、もちろん好きになんかなれないし、一刻も早く出ていってほしいと思っています。
うつは他の病気と同様、早期発見・早期対応がとても重要になります。
急性期と呼ばれる最初の時期の過ごし方で、急性期の期間を短くしたり、次の段階の回復期を少しでも楽に過ごすことができます。
逆に言えば、急性期の過ごし方を間違うと、長期化してしまう可能性が高まってしまいます。
私は医師などの専門家ではありません。
私にあるものは長年うつとつき合い、また社会福祉士としてうつを患う方とたくさん関わってきた“経験”です。
それなりに予備知識があった私でさえ、急性期の段階で失敗したことがたくさんあります。
その中には、取り返しのつかないような失敗もあります。
しかし取り返すことはできなくとも、失敗に意味を持たせることで、失敗が失敗ではなくなると信じています。
この本もその一つです。
私がしてきた失敗を生かして、あなたに居座るうつに出て行ってもらうきっかけになれば幸いです。
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