著者:本田麻衣
ページ数:153

¥620¥0

突然、わが子が学校に行きたくないと言い出した時。
知っている内容ばかりを教える学校の授業がつまらないんだろうな、ということがうすうす分かっていても、

「ウチの子、ギフテッドなんで配慮してください。」
「“浮きこぼれ”なんで、今日はお休みします。」

とは、先生に言いづらいものです。
「変わった親」「モンスターピアレント」のレッテルを貼られてしまいそうです。

発達障害グレーゾーンで軽度のギフテッドの息子の場合、
専門家を訪ねて検査・診断してもらったことで、このハードルを越えることができました。
本書は、“浮きこぼれ”た息子に関するマンガとエッセイです。

具体的には、次のような内容が含まれています。

① ギフテッドの「診断」(知能検査)を受けるまでの経緯
② 学校との話し合いの進め方
③ 自宅での勉強の仕方

★特典★ 実際に担任の先生や教頭先生とお話した時に利用した、文書を公開しています。

“浮きこぼれ”小学生の1ケースとして、上から目線で楽しんでいただけたらと思います。

そして、二次障害の恐れのあるギフテッドのお子さんが楽しい人生を送るための一助にしていただけると幸いです。

■目次

1時間目 戦略としての「ギフテッド」というレッテル
 (マンガ)ギフテッドの「診断」の受け方
 診断を受けても選択肢が限られている残念な状況
 ギフテッドと分かって良かったこと
 レッテルを上手く使いこなす

2時間目 ショウタショウカイ
 (マンガ)赤ちゃんのころの心配
 過興奮(かこうふん)を笑う
 「浮きこぼれ」君の、とある一日
 【先生にお渡しした文書】「自宅学習の簡単なご報告」

3時間目 だからお前はダメなんだ
 (マンガ)宿題するショウタ
 注)「認知機能のアンバランス」
 ショウタ、偏差値三〇台
 ギフテッドの子どもに、どうやって宿題させるか?
 アンダーアチーバーへの道
 そうは問屋がおろさない
 ギフテッド児、家での「勉強」(小学校中学年まで)

4時間目 学校はダメ出しするだけと思ってた
 (マンガ)ギフテッドの子は、「課題が多い」子なの?
 授業がつまらないので、不登校も致し方ありません
 ポジティブなイメージの不登校
 診断結果を学校に伝える
 【先生にお渡しした文書】「病院での検査で分かったこと」
 宿題からの解放と、マイナス面
 (マンガ)勉強の工夫 失敗篇

5時間目 道を外れたギフテッドを想う
 ギフテッドなヤンキー?
 (マンガ)ギフテッドと昭和
 担任の先生に叱られたギフテッドの母――一九六〇年代
 U君と経済的困窮
 (マンガ)片鱗

6時間目 はばたけ、ギフテッドな「浮きこぼれ」君
 〈コラム〉 宇宙とギフテッド
 〈コラム〉 アメリカのギフテッドが授業中、ヒマな時に何をするか? トップテン
 偏差値を三五から六〇にした、たった一つの方法
 偏差値を六〇から三五にする方法
 「戦時中よりマシ」と思うことにした
 (マンガ)鬼母

参考文献

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