著者:千(Sen)
ページ数:90

¥999¥0

子どもの頃の虐待経験が、その後も人生に影響する理不尽さ。
生きづらさを抱える人の「小さなころのあなた」が楽になれることを願って書かれた。

あなたは他人に相談しても「気にしすぎ」「考えすぎ」「忘れればいい」と言われてしまうだけかもしれない。
「違うんだ!!忘れたくても体が覚えてしまっているんだ!」
それは時として、日々の生活の中で反射のように私たちらしさを邪魔してくる。

大人になったカウンセラーである著者自身が、心理用語をなるべく使わず心の解放に近づくための真髄を表現した。
あなたは自らの体感に近い「ヒント」をつかむことができるだろう。
自らの虐待経験を振り返り、楽に生きる「今」にたどり着いた道を紹介する。

人は環境のせいだけで自分が生きづらいのではなく、繰り返される日々のなかで、自分を守るために「自分で決めた『掟』」が私たちに刻まれ、大人になった私たちの心の自由を阻んでしまう。
光は見えてくるのか。

今、もしあなたが生きづらいのなら(人間不信・自己肯定感の低さ・自責・得体のしれない不安と緊張・無価値観・自己受容の難しさ)、自分の過去に決めてしまった『古くなった掟(セルフイメージや価値観)』が原因かもしれない。
「自分が自分に」刻んだのだ。であれば、光は見えてくるはず。
本書はそれに気づき、癒しに向かうヒントになることを願って書かれた。
自分の心を呪縛から解放する決心は、自分にしかできない。
病院での治療やカウンセリングは、その紐解きの手伝いをすることができる。
ぜひ、一人で悩んでいないで助けを求め、勇気をもって信頼できる誰かに心の内を話してみてほしい。
傷を負っていても、前向きに生きる勇気を得ることができる。
大丈夫。たった今、「自分が自分を助ける」と決めさえすれば。

【目  次】
はじめに

<第一章>~居場所は「空想」の中に~
・包丁を隠し靴下をはいて布団に入った
・お母さんを助けて
・犬と祖父と神様
・感じ方さえ強制された(女はいらなかった)
・人生で一番速く走った夜・学校でのいじめ 
<第二章>~家庭という「密室」からの脱出~
・人生で二番目に速く走った夜
・親の離婚は、私の離婚 
<第三章>~「役に立つ・デキる」自分になるしかない~
・誰かに見せるために生きていた(仕事の成果が存在価値)
・押さえ込んだはずの「不安」「緊張」「恐怖」「罪悪感」「焦燥感」「心細さ」
・壊れた自分。休職(不安障害) 
<第四章>~「いるだけで価値がある」~
・自分で自分を救うと決めた
・『心屋』との出会い。慟哭。心や頭より先に体が反応したカウンセリング
・復職、昇進
・人生で一番穏やかな日々
・どんな私も、私
おわりに

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