著者:藤井哲志
ページ数:104

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 お客様の経営キーマンから「この人はビジネスの話ができる人だ」「この人にはトップシークレットのDXビジネス課題を相談してみよう」と認められるようになるDXビジネス企画提案の基礎を公開

 本書を読めば、DXビジネスを企画するときの基礎、さらに、それをお客様の経営キーマンへ提示する「ビジネス企画提案書」を書く基礎を理解することができます。

 本書では、主に、営業マンの方向けに説明をしていますが、内容そのものは、「自社DXビジネスを企画しようとしている方」「ベンチャーで投資家から出資してもらおうと考えている方」「DXビジネスコンサルティングを実施しようとしているコンサルタントの方」にも役立つものとなっています。

 本書の内容は「成功するビジネスを何個も立ち上げた経験をお持ちでない方」であれば、「目からウロコが落ちた」と感じる方も多いのではないかと思います。

 反対に「成功するビジネスを何個も立ち上げた経験をお持ちの方」であれば、「ああ、このとおりだよ。よくぞ、わかりやすく説明してくれた」という感想をお持ちになると思います。

 なぜ、私が本書を書けるのかという背景には、本書の内容をすべて私自身が実践し、かつ、これらを営業マンやビジネス企画コンサルタントの方に指導してきたという長い経験があります。

 私は、これまで、一部上場企業のコンサルティング子会社で「新規ビジネス企画戦略立案のコンサルティング」を20年以上やらせていただきました。そして、多くの成功したビジネスの企画から立ち上げに関わらせていただきました。
 また、「ビジネス企画コンサルタント向けの教育」を10年間、「営業マン向けのビジネス企画提案のプロジェクト」も6年間やらせていただきました。

 本書は、「営業マン向けのビジネス企画提案のプロジェクト」の中にある講習の中から、基礎となる部分を取り出し、できるだけわかりやすくお話したものです。

 内容は、ほぼ、私のオリジナルですので、これまで聞いたことがない内容も多いのではないかと思います。
 例えば、ビジネス企画提案書に書く要素を「ビジネス文法」と名付け、その中の要素に、「最強参入者に対する参入障壁化戦略」といった命名をしていることなどです。

 なお、本書で使用する「成功」とは、もちろん、お金が儲かれば、それで良いという意味では使っていません。商売には品格差があり、タカリ、詐欺、ビジネスという区別も存在します。ここでは、あくまでも「ビジネス」を対象としていることをあらかじめご了承ください。
 さらに、本書でいう「ビジネス」とは、「そのビジネスが社会に役立っていると現時点では認識できる」というものを指します。逆に言えば、200年後の未来から振り返ったとき、「あのビジネスは社会を弱くしたな」というところまでは、見通すことができない範囲にあることもお許しください。

 本書が、読者の皆様の頭脳を刺激し、新たな視点をもつことができれば幸いです。

 なお、本書は、出典の記載をしていただければ、事前の断りなく、転載、流用、抜粋、教材活用など自由にご使用いただいて結構です。

著者 ビジネスデザインコンサルタント 藤井哲志

目次)
第一章 お客様経営キーマンから「トップシークレットのDXビジネス課題を相談してみよう」と思われる意義
第二章 ビジネス企画提案書の3つのレベルと使い分け
第三章 なぜビジネス企画提案書は文章で書く必要があるのか
第四章 ビジネス文法の8つの要素
第五章 ビジネス文法をもとにしたビジネス企画提案書の記述手順
第六章 DXビジネス企画提案書のアウトプット例
第七章 経営キーマンビジネスマインドの理解
第八章 新しい/第三者的視点からの切り口発想方法
第九章 0ベース発想法のコツ
第十章 失敗しないビジネス企画提案の作成手順
第十一章 DXビジネスを考えるためのポイント
さいごに

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