著者:吉川 謙造
ページ数:251

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[商品について]
――日本は地震大国と言われますが、世界中で毎年放出される地震エネルギーのどれ位が日本で発生しているでしょうか。
1.5~10%、2.15~20%、325~30%
正解は、本書第1章の「⑦予測の限界」をご覧ください。
ハンマー片手に鉱山の世界で生きてきた著者が贈る『ハンマー片手にどこまでも――私の地質屋人生録1』待望の続編が遂に登場。 今回は未曾有の災害となった東日本大震災を中心に、エネルギー問題、エッセイ、旅行記、日本の未来を考える新プロジェクト考察など多彩なテーマを技術屋の目線で語ります。人と人との繋がり、防災、これからの日本、そしてあの日の記憶――体験し、思考し続けてきた軌跡をまとめた随想録。

[目次]
まえがき
第1章 震災レポート
1-1.1週間~10日後
①.地震のゆれ被害について
②.津波の被害
③.津波について(補遺)
④.ライフライン(通信手段)
⑤.その他のライフライン
⑥.行列(渋滞)と合理生活
⑦.予測の限界
⑧.ボランティア
⑨.いくつかのドラマと今後の問題
⑩.原子力雑感(東電 福島第1原発の事故から)
イ)原子力政策の出発点と方向
ロ)東電の対応について
ハ)新潟県柏崎刈羽原発事故との相違点と原子力政策の今後
1-2.1ケ月後
①.真の支援
②.避難所生活者のホンネ
③.宅地被害
④.地震の前兆現象と液状化の怪
⑤.略奪行為
⑥.地元産業と雇用
⑦.地方自治と国の安全保障
⑧.津波の歴史と防災へのヒント
⑨.余 震
⑩.火事場のバカ力(ちから)
⑪.「頑張ろう日本」の最大のハードル
1-3.2ケ月~3ケ月後
①.自助・共助・公助
②.避難所生活からの脱出
③.視察(頑張れない・・・)
④.予知(再)
⑤.避難所(その2)
⑥.御用学者
⑦.再び公助
⑧.財産
⑨.慰問と視察
1-4.2年後
①.津波の到達時間
1-5.技術士としての提言
①.東日本大震災に対する支援希望事項(案)
イ)現地調査に関する事項
ロ)復興計画に関する事項
ハ)避難所生活者の支援に関する事項(地震・津波と、福島原発を区別する)
ニ)その他
②.緊急提言「東日本大震災」の復旧に向けて ―がれき処理と除染に理解とご支援を―
イ)ガレキ処理
ロ)除染
③.福島県知事への提言
イ).復興への道程
ロ).復興の3つのステージ
ハ).除染と問題点
ニ).新潟県知事の提言
ホ).原発新規制基準
ヘ).提言の方向と方法
第2章 現代産業考
①.青森県の決断にエールを(わが国のエネルギー政策考)
②.安全性の考え方
③.新しい波、新しい商品
④.インターフェイス
⑤.静脈産業と環境問題(産業のエイズ:廃棄物)
⑥.人工知能(AI)対人間
⑦.天下りと談合
(イ)定年と天下り
⑧.天下りと談合(2)―業界と公共事業―
(ロ)談合の歴史
(ハ)業界と談合
(ニ)公共事業と談合
⑨.天下りと談合(3)―談合がなくならない理由(わけ)―
⑩.インターネットの功罪
⑪.マスコミはマニフェストを
第3章 エッセイ
①.踏む記憶(ウスバシロ探蝶記)
②.差別用語万歳
③.公共の場の個室化
④.たぬきの親子
⑤.究極の親子どんぶり
⑥.聞く、と見る(衰える、と失う)
第4章 囲碁と私
①.脳梗塞からの復帰
②.お好み置碁道場
イ)対局開始前の打合せ
ロ)着手についての武宮九段の解説(抜粋)(第4章 囲碁と私の棋譜参照)
ハ)対局後、岡田結美子六段のコメント
③.コンピューター(囲碁ソフト)と脳
第5章 旅行記
①.台湾、ミニ地質・鉱物学ノート
イ)九份と金爪石鉱山
ロ)故宮博物館(院)とヒスイ
ハ)花蓮と太魯閣(タロコ)峡谷
ニ)最後に石灰岩と大理石について
第6章 新黄金伝説 ―SF版 プロジェクトX― (災害大国ニッポンからの発進:改題)
要 旨
Ⅰ.序章
1.伝説
2.2012年、夏の軽井沢
3.2012年6月、日本、永田町
4.世界の目
1).米国、ホワイトハウス
2).中国、天安門
3).ロシア、クレムリン
5.独立した文明
6.若手科学者達のひそかな行動
7.密約とXデー
Ⅱ.マル秘レポート
1.持続的社会への道
1)今の地球文明を支えるもの
2)福祉国家、環境大国の矛盾
3)日本のポテンシャリティー
4)防災・環境・エネルギー政策の組合せ
2.日本のエネルギー戦略と防災戦略
1)エネルギーの需給見通し
2)防災戦略は専守防衛型か先制攻撃型か
3.リサイクルでは地球は救えない
4.分散したものを効果的にあつめるのは?(何が本物の技術か?)
5.日本は災害大国ではなく資源大国
Ⅲ.二つのプロジェクト
1.P(プレート)プロジェクト
1)地震発生のメカニズム
2)プロジェクトの概要
3)費用と効果
2.W(ウォーター:水資源)プロジェクト
1)雨水資源の現状
2)河川行政の転換
Ⅳ.原子力政策
1.人類究極のエネルギーは核エネルギー?
2.原子力政策の歴史
3.原子力の光と影(電気料金のからくり)
4.大自然の摂理
5.主流と御用学者
6.原子力の今後
1)上手な撤退
2)今の原発はどうするか?
3)高速増殖炉『もんじゅ』は?
4)活断層とストレステスト
Ⅴ.ふたたび秋の軽井沢(疑問と展望:老人の疑問にこたえる)
1.エネルギー需給の見通し
2.技術的課題
1)大深度ボーリング
2)地中ヒズミの経年変化
3)地下深部のエネルギーを取り出す
3.政治的課題
1)領土問題
2)販売ルートの確保
3)情報管理と基地問題
4)何が足りない?
5)第二次世界大戦の終戦と今回の大震災は同じか?
4.問題点の整理
1)最大マグニチュード
2)宇宙開発と大深度地下
3)ピンチをチャンスに
4)空中ブランコ
5)もうこれで災害はなくなるのか?
6)最後のハードル
5.倫理国家としての期待
Ⅵ.真の文明とは?
Ⅶ.ついに来るべきもの
参考文献
著者略歴

[担当からのコメント]
東日本大震災、未だあの衝撃の最中にいる方もいれば、少しずつ日常に回帰している方もいらっしゃると思います。あれから時が経ち、当時と比べれば冷静に振り返ることができるようになった今、改めて震災の体験を見直す時が来ているのかも知れません。突然やってきる災害に対して私たちはどうするのか、本書が考えるきっかけになれば嬉しく思います。

[著者略歴]
吉川 謙造(よしかわ・けんぞう)

生年月日 昭和17(1942)年12月25日
出身地:東京都
現住所:宮城県仙台市

昭和36年3月 東京都立立川高校 卒業
昭和40年3月 北海道大学工学部鉱山(資源)工学科 卒業
昭和40年4月~昭和46年3月
  ラサ工業(株)勤務 この間、東北、九州の金属鉱山で資源探査・開発の仕事に従事
昭和47年4月~平成19年6月(株)復建技術コンサルタント(仙台本社)勤務
  主として調査業務に従事 専門:地質・土質調査、環境、地下水、地すべり防災
(内平成7年6月~平成19年6月は 代表取締役)
平成18年4月~平成19年3月 東北工業大学特認教授
平成19年4月~平成21年3月 同工学部建設システム工学科教授
平成22年4月~平成23年3月 同工学部都市マネジメント学科
非常勤講師
平成23年6月~現在 (株)ダイワ技術サービス 技術顧問

主な資格 
技術士(建設、応用理学、総合技術監理部門)
博 士(工学)

現在の公的役職 (公益社団法人)日本技術士会 東北本部長
(2013年当時) 仙台市 宅地審議会技術委員
         前(社)地盤工学会 東北支部長

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