男性営業マンが10年働いてわかった美容業界の５つの真実

美容関連の本を読んでいると現役エステティシャンがこの美容機が効く、このトリートメント方法が効くといった記事がよく載っていますがこのような内容はこの本にはありません。逆に僕は全くこういった美容機やトリートメント方法を信用していません。

なぜなら、僕自身が当時業界トップと言われていたエステティック商材のメーカー兼卸の会社内で様々な美容機、化粧品を実践し、営業トークを学んだ結果ほとんどの商品は結果が出るものではないと思ってしまったからです。

令和3年の今、家電量販店やネット通販またテレビＣＭで最新の美容機や、美容法を紹介している記事などは毎日のように目に飛び込んできますがこのほとんどが2000年代前半には僕たちが既に扱っていた商品と同じような効果、効能をうたっています。

違う点と言うと美容機の形が今風に小型化されたり、美容法の呼び方がそれなりにかっこいい横文字になっていたりはしますが、美容の広告を見るたびに10数年前もこの機械あったなあ、このトリートメント、先輩エステティシャンの実験台になったなあと思うことが多いです。

初めからこのような事を書くと、何か美容の悪口ばかり書いているのでは？役に立つ本ではないのでは？と思われますが、これから美容業界に進もうとしている学生さん、特に僕のような下心がある男子学生や、エステティック業界に入ってみんなを綺麗にしたいと大きな夢を持っている女子学生の皆さんに実際の業界の裏を知ってもらうことで1人でも入社後のギャップを減らす手助けが出来れば嬉しいと思いこの本を書きました。