著者:龍青三 (著)
ページ数:371

¥2,980¥0

 易経についてまとめていた『易学研究ノート』を、生徒さんたちの教材・資料として編集整理したものです。

 陰陽二つの元素の対立と統合により、森羅万象の変化法則を説く易経は、商の時代から蓄積された卜辞を集大成したもので、占いの原点というべきものです。占いをする人は、占術(占い方法・占い技術)を研鑽マスターすると同時に、易の哲理・哲学を学ぶこともまた大変重要なことです。
 現代においては、哲学書としての易経と占術のテキストとしての易経が、一部重なりながらも別のものとなっているような現状にあります。
 現役の占い師さんでも易経を学んだことがない方が大勢いらっしゃるのはとても残念なことです。しかし易経を学ぶにしても、分厚い易経の本を読み理解し自分のものとするためには長い時間がかかります。
 占いというものがエンターテインメントの分野にカテゴライズされている現代、古(いにしえ)から伝わる本来の占術とは……
 ポイントをぎゅっと圧縮してまとめたこの資料が、易経を学ぶうえでの時間短縮、理解の一助としてお役にたてれば幸いです。

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