著者:花小路夕一
ページ数:104

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《性技を主とした官能小説ではなく、容姿に劣等感を抱き、不倫なんてどこの世界の事と思っていた男が、ふとしたことで淑やかな人妻で知り合い、男女の仲になって不倫の美酒に酔いつつも、なにか思惑がなければ貧相な自分に肌を許すはずはないと、その人妻の胸中をあれこれ詮索。思いがけない不倫の心模様を描いた官能小説です》
          ☆
<作品概要> 邦夫は水道用耐震継ぎ手(可とう伸縮管)のメーカーに勤める32才の営業担当。メーカーといっても社員30名ほどの家族的な雰囲気のある中小企業であり、エラの張った顔にずんぐりとした体つきの邦夫は、自分と結婚してくれる相手がいるのかどうか自信がなかったが、上司や同僚の後押しを得て会社の総務にいた女性と結婚できた。
結婚4年目に邦夫は梅田の書店で33才の基山かほりと出会う。メニエール病の発作で本棚のところでうずくまっていた女性に声をかけたのがきっかけであった。容姿の整った人妻が、自分のような男を相手にしないだろうと思っていたが、意外にもやさしく付き合ってくれ、夫の出張に乗じて泊まりがけで行った温泉宿で半ば強引に性行為をし、それからはラブホテルで行為を重ねる。
かほりの器量からすれば、見目形のすぐれたエリートやセレブと付き合えるのに、なぜ、わざわざ結婚相手にも窮した貧相な自分を相手にするのか、邦夫はその真意が分からず、どんな思惑があってのことなのかと、あれこれと思いをめぐらせる。

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