【無料で読める】エレフォン再訪（下）: 二十年の歳月を隔てて（エレホン再訪改題・翻訳版・注釈付）

本邦初完訳。前作『エレフォン』で語られた冒険の旅から二十年の後、主人公ヒッグスは再びエレフォン王国を訪ねる。髪を染めて変装し、危険を冒して密入国をした彼を待っていたのは、かつて軽気球に乗って空へと消えていった自分が神格化されているという事実だった。しかも、今まさに『太陽の子』として祀った神殿の落成式が行われようとしているという。さらには、前回ここにやってきた当初投獄されていたとき愛し合ったイラムという女性との間にジョージという息子が生まれていたことを知る。ヒッグスはこの息子やイラム等の助けを得ながら、偽善的で邪悪な大学教授たちと戦う…。ジョージ・バーナード・ショーも絶賛して出版に助力したという、ディストピア小説の金字塔。