著者:立命館大学技術士会
ページ数:180

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現在、日本の土木技術は近代土木と呼ばれる技術が花咲いた時代から大量生産の時代を経て、機械化やIT化という道を進んでいます。また、世界は異常気象等の自然災害の多発や地域的紛争、人種や宗教間紛争、貧困問題、そして思いもよらないウイルス感染の蔓延という災禍に見舞われています。このような社会変化は土木技術の分野にも影響をもたらすはずで、その未来は技術的パラダイムシフト上にあるのか、あるいは原点回帰にあるのか、いずれにしろこれまでの延⻑線上にないことは確かです。本書は土木技術分野に身を置く立命館大学の卒業生16人の技術者によって執筆されたもので、彼らがこれからの未来の技術者に伝えたい心を言葉にしています。

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