著者:NGO TAMA
ページ数:44

¥380¥0

(本書の「はじめに」から)

おじちゃん、お皿は同じように動いている時があるね?
「おう! なかなかいい目をしているね!」
「その通りだ、何かの規則性がありそうなんだ」
それで何回も見ているんだね?
「これは、再帰という天才が考えたような仕組みを使っているが、この規則性を調べれば、素人でも解ける気がしたんだ」
サイキって何なの?
「そうだな…、こんな例えはどうかな?
のび太がお母さんから500円を渡されて、300円の買い物を言いつかる。
のび太は、ずるいので自分の分身を作って、”お駄賃50円上げるから、買い物に行って来て”と頼む。
その分身はまた、分身を作って同じように頼む。
最後の分身は、お駄賃をあげられないから、自分で買いに行く。
どんどん元に戻って本物の、のび太まで戻って、買い物とお釣り200円をお母さんに渡す。
と、言うことが出来るのが再帰だよ」
不思議な世界だね!
「目で見ているだけでは分からないから、紙に書いてみたんだよ」
数字がいっぱい並んでいるね
「ちょっと、ここを見てごらん、同じような数字が並んでいるだろう?」
ほんとだ!
「これを規則性と言うんだ」
「ボクには、まだ難しいかもしれないが、元素の周期律表というのも、同じような規則性から作られたんだよ」
へえ~
「その規則性を拾い出して、素人が作ってみたのを、本に書こうとしているのさ」
何か、良い事があるの?
「そうだな~、メモリーをたくさん使わなくても良いって所かな?」
「それと、分かりやすいと思うよ」
分かりやすいってことは、間違いも見付けやすいってことですか?
「その通りだ!」
じゃあ、友達と遊んでくるよ!
「サイキを使わずにな!」
むずかしくて、使えないよ~
—————

概要:

以前の「ハノイの塔」は再帰という方式で解きました。その中で必勝テクニックを作成した時に見つけた方法でも解けると思い、今回、追補版として出版しました。何度も「ハノイの塔」を操作した経験から、ポール間の移動する手順に規則性があることを、また、ポールに積み上げられたプレートの位置により移動先が決められるという法則性を見出したので、これらを使っています。
この追補版では、3つのプログラムを記述しています。
1)ポール間の移動を記録したものを実行する。(一部に再帰を使用)
2)移動するプレートに着目し、記録したものを実行する。(再帰なし)
3)記録したものを使わず、上記の法則性を使い実行する。(再帰なし)

本書は前のバージョンの追補版です。

サンプルビデオをご覧ください。
https://youtu.be/SjIC6fALmis

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目次:

はじめに
概要
「1」5枚のプレートの場合
「2」ポール間の移動記録による方法
「3」方法1のメインプログラム
(1)Hanoi2
(2)プロシージャexecute()
(3)プロシージャexecute2()
(4)プロシージャmovePlate2()
「4」移動するプレートに着目した方法
(1)2枚の場合
(2)3枚の場合
(3)4枚の場合
(4)5枚の場合
(5)6枚の場合
(6)3枚~6枚のテーブル
(7)2つの法則
「5」方法2のメインプログラム
(1)Hanoi3
(2)プロシージャsolo()
(3)ファンクションfindFrom()
(4)ファンクションgetTop()
(5)プロシージャtrio()
(6)ファンクションfindTo()
「6」方法3のメインプログラム
(1)Hanoi4
(2)プロシージャfindFromTo()
(3)プロシージャselectPole()
あとがき

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