著者:半澤 和洋
ページ数:158

¥480¥0

「若いころ本屋に並ぶ本を出版したいという“夢”があった。自費出版するには費用面での壁があり、出版社から声をかけてもらうなど夢のまた夢で若いころの夢を忘れかけていた。」

本書はこのように考えたことが少しでもある方の“夢”の実現をお手伝いしたいという思いで執筆しました。

技術と産業の進歩により“夢”が実現できるようになりました。

本書をたまたま手にしていただき
「出版をしたがっているがパソコンが苦手な親に出版の手伝いをプレゼントしてみよう。」
「電子書籍を読めない親世代の人達に自分の電子書籍を紙本にしてプレゼントしよう。」
「自分が生きた証として本の出版をしたくなってきた。」
「既に電子書籍を出版しているがより充実感や自己肯定感を高めるため紙本の出版をしたい。」
という様な思いになってもらっても嬉しいです。

本書でいう出版とはAmazon KDP ペーパーバックによる出版のことです。Amazonが2021年後半に本格的にはじめたこのサービスは従来の個人出版では実現できなかった様々なメリットがあります。

従来の自費出版と比較して最も特徴的なメリットは出版費用が無料ということです。電子書籍ではなくちゃんとした紙本出版が無料なのです。自分で書いた紙の本を手にできる喜びは格別なものです。

更なるメリットはちゃんとした出版になる可能性が高いということです。出版と印刷の違いは第三者に購入してもらえるかどうかの違いです。既存の『自費出版』は購入してもらえないことが多く実質『自費印刷』となっている場合が多いと聞きます。Amazonからの出版は知り合いではない読者に実際に購入してもらえる可能性が高くなることです。つまり実質の自費印刷から脱却できる可能性が高いということです。

更に将来図書館や書店に並ぶ可能性がゼロではありません。2022年1月時点では図書館や書店流通させるサービスである外部流通サービスは日本のAmazonでは始まっていません。ただ米国や英国では始まっており英語の本を書ければ米国や英国での申請をできますし、日本のAmazonでもサービスがはじまるのも時間の問題だと思います。

但し、副業/マネタイズを目的として紙本出版を考えている方は日本では2022年1月現在では時期尚早と思います。つまり紙本出版ではお金を稼ぐのは難しいということです。副業/マネタイズ目的であれば出版社から声をかけてもらえない限り現時点は電子書籍出版に力を注ぐことを強く推奨いたします。

第一章は気持ちを高めてもらうための情報の提供です。この章は既に出版の意志が固まっていれば読み飛ばしていただいて大丈夫です。

第二章は『紙本印刷』の喜びから『紙本出版』の喜びにステップアップしてもらう気持ちを高める章です。原稿ができてから読み返していただいても良いと思います。

第三章は紙本出版の概要を把握してもらう章ですので紙本出版をはじめてやられる方は是非読んでいただきたい章です。

第四章・第五章・第六章・第七章は編集と出版手続きのマニュアル的な部分です。必要な部分だけ探して読んでいただいても大丈夫です。よく使う図表は巻末付録にも載せています。

それでは紙本出版のチャレンジを楽しんでください。

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