【無料で読める】緑色閃光: 第二部「命が奏でる終わり」

　内乱により在住外国人である偽の国民と、日本人である真の国民に分断された日本で、政治結社の一つ、異世界に資源を求めるべく、２機の小型の人型探索船APWを開発し、搭乗者を選抜した。
　開発の終了から１０年、リブラと称する人工知能が統治するようになったものの、異常が発生して混迷の兆しがあった。
　APWに関わっていた魔道力学者、レガート・ロンは政治結社の要請に応じて日本を訪れ、調査を行っていく。
　リブラの異常の正体とは何か。