著者:前川正人
ページ数:88

¥980¥0

いま、声で伝えることが注目されています。

たとえば動画。YouTubeのほとんどは、音声を使って話すことで伝えています。
Udemyも同様。音声解説がつきものです。

ClubhouseやVoicyなど、声を使ったメディアも数多く登場しています。

声で伝えることがこれほど注目されている時代はありません。

しかし、私たちが学校で習ってきたのは主に書き言葉の書き方です。
きちんと声で話して伝えるやり方は意外と習った経験がありません。

それに、話して伝えることは意外と難しい。
自分の考えを流暢に話すのは、アナウンサーやニュースキャスターなど
専門的な訓練を受けた人々でないとうまくいきません。

動画で話すとき、講演をするとき、プレゼンテーションをするとき、
話して伝えることがうまく行かなくて悩んでいませんか?

まずは原稿を書いてみましょう。
それも、話し言葉で原稿を書くのです。

動画制作経験40年の映像ディレクター、シナリオライターである著者が
豊富な経験に裏打ちされた「話し言葉」の書き方を伝授します。

4つの原則からなる「ROSEの法則」がそのカギを握っています。
ROSEの法則とは、

シンプルの原則(S)単純な文章を組み合わせろ
イージーの原則(E)やさしい言葉だけを使え
オンリーの原則(O)ひとつしか思い浮かばない言葉を使え
リズムの原則(R) リズミカルに文章を組み立てろ

という4つの原則の頭文字をとったものです。

話し言葉を使うことで、ふだん文章を書かない人でも
誰にでも伝わりやすい文章をラクラクと書くことができるのです。

自分で話して伝える人、人のためにスピーチ原稿を書く人、
セミナーや講演などで「言葉が難しい」といわれる人、
この書籍に書かれている、ちょっとしたコツを使いましょう。

【目次】

はじめに
第1章 話し言葉は耳から
  話し下手を克服する方法
  話し言葉と書き言葉は違うんです
    話し言葉は習ってない
    書き言葉と話し言葉のちがい
  話し言葉は「音」です
  原稿書いたら音読してチェック
    話し言葉の原稿は音読する!
第2章 ROSEの法則
  話し言葉の原則は4つある
    SはSimpleのS
    EはEasyのE
    OはOnlyのO
    RはRhythmのR
    4つ合わせてROSEの法則
  S(Simple)の原則
    一文一意
  E(Easy)の原則
    中学生に理解できる言葉
    聞き慣れない単語は、開く
  O(Only)の原則
    同音異義語
    「一時」と「七時」
    「約」と「およそ」
  R(Rhythm)の原則
    リズミカルな文章は聞き取りやすい
    短文をつらねる
    文尾を変える
    体言止めを使う
    リズミカルな文章を作ろう
第3章 話し言葉原稿の書き方
  書き方① 改行
  書き方② 句読点
  書き方③ かな書きとルビ
  書き方④ 文章の分割
  書き方⑤ 形容詞は直前に置く
  書き方⑥ 疑問符と感嘆符
第4章 伝わりやすい文章の作り方
  ① 日常語を使おう
    専門用語はどうすればいい?
  ② やまと言葉を使おう
  ③ 理解の順番を整理しよう
    PREP法
    理解する順序を考える
  ④「です・ます」調と「だ・である」調
    文章の途中で調子を変えたい時
    文章のテンポを上げる時
第5章 ”読ませる”言葉を書く
  話し言葉は、わかりやすい書き言葉
  文章が書きにくい3つの理由
    内容が思いつかない
      先生と生徒
      漫才コンビ
      外国人と日本人
    語彙が少ない
    いい文章が作れない
【付録】話して伝えるやり方
   いいナレーションとはどんなもの?
   いいナレーションとは
   話すのではなく演じよう
     原稿を読む
     原稿にもとづいて話す
     原稿の内容を演じる
   プロンプターを使おう
おわりに ~自分の声で伝えよう~

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