著者:Cathérine Buchard
ページ数:10

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covid19新型コロナのようなヴィルス感染症を我々は上気道感染症と呼んでいる。これらの感染症はヴィルスが喉や鼻腔から侵入し呼吸気道を下り人間の体内に到達して食らい付き栄養を得て増殖するという特性を持っている。Covid19だけでなく様々なコロナヴィルスやインフルエンザがこの世に存在しており彼らは長い歴史を持っている。そして人間など陸上動物は彼らを撃退する仕組みを長い進化の過程で体の中に作り上げている。これらのヴィルスは通常はこの防御の仕組みで防ぐことが出来る。
その仕組みの一番手が呼吸器気道粘膜の防御である。これはちょうどお城の正門裏門に配置されたバリケードや守備兵にあたるもので物質の出入り口である呼吸器を厳重に守っているのだ。
粘膜には杯細胞があり粘っこい液、粘液を分泌している。この粘液でヴィールスを絡めとるのだ。全体に絨毛という細かい絨毯の毛のような組織でおおわれており、絨毛は気道の下部から上部へ、つまり喉元へとヴィルスをからめとった粘液を輸送している。のどまで運んだ粘液は胃に送られて分解される。つまりこの粘膜を中心とした防御は24時間稼働するヴィルス殺戮工場のようなものなのだ。これをいかにして維持するかがパンデミックを生き抜くカギになる。
この粘膜防御殺ヴィールス工場は適度な睡眠と適度な運動と栄養で維持されるのだが、これが衰えている人が多いのだ。
端的に言えば、粘膜をよくするためには胴体から首筋をほぐす体操を行い血行を良くすることである。これをしっかり実行することで我々のヴィールス殺戮工場は我々の体をパンデミックから守ってくれるのだ。

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