著者:manie
ページ数:64

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妄想茶館は、中国茶に多少なりとも興味のある方、もしくはこれから興味を持ってくださるかもしれない方に来店していただく架空カフェ。
当茶館では、中国・香港・台湾の映画のなかから、お茶のシーンばかりを物好きにコレクションし、それを独断でお品書きとして並べ、こうした趣向が「嫌いじゃないかも」って方に、お楽しみいただくという趣向です。ですから、中国茶はよくわからない、飲んだことがないという方こそ大歓迎。

私にとっての中国茶の世界って、「混沌」。 
中国という国は広すぎて、歴史も長く複雑すぎて、茶葉の種類も銘柄も多すぎて。
そこで「中国茶的混沌の正体を探る方法」として、中国・香港・台湾といったアジア映画をひたすら見ることを選びました。「中国茶に対する知識と経験の不足は、イメージで補おう」という魂胆です。
そんな感じで、アジア映画の中のお茶のシーンをコレクションしながら、その背景となる歴史や地域の茶文化などを、少しずつ調べてみました。
「こんな中国茶の楽しみもあるかも」って思われたら、ぜひ立ち寄ってみてください。

目次
ウェルカムティー 中国茶的妄想を助ける2本の映画
・小さな茶道具とチャイナ服の麗人
・中国歴史茶をさっくりと知りたいなら

SCENE1 茶館 混沌を追いかけてたどり着いた茶館の入口
・茶館と茶芸館って、実はちょっと違う
・茶館は、社会の縮図なんていわれます
・賭博や恋愛、武術に京劇も茶館が舞台
・女スパイは庶民の茶館で素をみせる

SCENE2 菜単 どの茶がお好み!? 妄想茶館のお品書き
茶壺茶
・明代に登場したリーフティーの申し子
・茶壺の口から、直接飲んでもよろしいですか?
・ダンディーな男のこだわりMy茶壺
蓋碗茶
・蓋と碗と托が一体となる中国的宇宙観
・妓楼に映える男前の蓋碗
・太太のイケずが炸裂、女の蓋碗
グラス茶
・湯の中で踊る茶葉、その視覚的官能
・めまいのごとく酔わせるグラス茶はいかが
・2年以上も不良保管したお茶、飲みますか?
工夫茶
・茶人のDNAを受け継ぐ芸術のオーラ
・台湾映画は喫茶の場面も歴史を語る
・賭博場では、連日の本格的品茶会が!
・旅立ちの朝に、蓋碗でいれる工夫茶

フェアウェルティー お見送りは、民族のお茶で

【本書で紹介した映画リスト】
【参考にした図書・資料リスト】

著者プロフール
Manie マーニー
茶房、オールドチャイナ文化風俗偏愛家、中国茶インストラクター、茶芸師、国際中医師(国際中医専門員)、栄養士。オールドチャイナの文化や風俗に耽溺して数十年。養生や薬膳への傾倒から国際中医専門員の資格を取得し、中国医学や健康学を中心に、雑誌や書籍でフリーランスの編集・ライターとして活動。その延長ではじめた中国茶では、混沌とした魅力を伝えるために「茶房」を名乗る。現在もアジア映画の中のお茶のシーンのコレクションを続け、懲りずに妄想を継続中。
オールドチャイナ文化風俗に関する企画・書籍製作などを行う『門房×茶房・メンファンチャボウ』を主宰。

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