著者:平 久志
ページ数:140

¥580¥0

本書は、デザイナーである私の20年での失敗、苦労、成功、没落までの栄枯盛衰を描いたものです。岐路に立った時の意思決定や、小手先のスキルではない人生経験で得られるデザインノウハウを、脚色せずできるだけありのままで伝えたいという思いで執筆しました。そのため、私の名前は本名ではなく、登場する企業名も伏せています。

私は、社会人生活が約20年になる無名なデザイナーです。社会人になってから、上司のアドバイスで著名人の書籍を読み漁るようになりました。しかし、著名人の教訓はあまりにも偉大で、私の日々の仕事と比較するとあまりに差が大きすぎて「自分ごと」には感じづらかったのです。そこで「偉人でない人間であるがゆえに、より身近な視点でお役に立てることがあるのではないか」という思いで本を出すことにしました。

本書を出版することで、多くの方がもっと気軽に本を出版し、共感し合い、お互いの人生をショートカットできる取り組みになることを願っています。そして、停滞し続ける日本社会を巻き返し、再び日本の存在感を取り戻すことにつながれば幸いです。

■こんな人におすすめです

  • デザイナーを目指している人
  • 人生の岐路に立って悩んでいる人
  • キャリアに迷っている人

■目次

1章:「センス」を追求し、芸術家になると決める

某美術大学に入学し「センス」のない人の多さに絶望するところから、クリエイティブの本質について考えます。最終的には就職せずに「芸術家」としての道を歩むことにしました。

2章:転職ばかりを繰り返した20代前半

大学を卒業して社会人になるも就職しては退職の繰り返しで、社会のレールから大きく外れていたことに不安を感じていました。デザインという手段でお客様の課題を解決していく中で「デザインはサービス業である」と心得ます。

3章:北京で起業した20代後半

働いていた会社が上場し安定した生活を手に入れるも「安定することが自分の人生ではない」と感じ、中国で起業します。大連、北京で過ごした日々から、日本と中国の価値観の違いと気づきを綴ります。

4章:UXについて考え始めた 30代前半

帰国して日本で再起するために奮闘します。金融系コンサル会社に転職し「UX(良い顧客体験)を作るにはどうするか」を試行錯誤し、よりデザインに対しての思考を深めていきます。

5章:はじめての大きな成功体験をした30代後半

大手企業に転職し、担当したアプリが大ヒット。デザイナーとして初めての成功体験でした。「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という意識を持ち、成功しても謙虚さを忘れずにサービスをグロースさせました。年齢的に後輩を育成する立場になってからも試行錯誤の日々が続きます。

6章:使えないオジサンになった 40代

成功体験が「毒」となり、プライドだけが高い人間になっていました。人生とは栄枯盛衰です。しかし、活躍していないにも関わらず役職に就いている人間が、日本にはあまりに多いことに気づきます。これからの日本をアップデートする上での課題や解決策を提示します。

シリーズ一覧

  • 同シリーズの電子書籍はありませんでした。

 

  Kindle Unlimitedは、現在30日間無料体験キャンペーンを行っています!

この期間中は料金が980円→0円となるため、この記事で紹介している電子書籍は、すべてこのKindle Unlimited無料体験で読むことが可能です。

Kindle Unlimited 無料体験に登録する