著者:花小路夕一
ページ数:132

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《性技を主とした官能小説ではなく、不倫にいたるありさまと、不倫関係になってからの微妙な心のゆらめき、思いと嫉妬の交錯する男女の心理、性行為を描いた官能小説です》

《作品概要》
雅彦は、社員50名ほどの印刷会社に勤務。営業部門に属し、取引先を訪問する途中、自転車に乗った紗江子と知り合う。
雅彦は妻子ある38才。一方、紗江子は36才の専業主婦で子供がおらず、5つ上の41才の大阪地検の検事の夫と官舎で二人暮らし。検事の妻と知って付き合ったのではなく、公園そばの生活道路を歩いていたところ、自転車にスカートの裾を絡ませた女性が背後から接触し、路上に倒れた。それが紗江子だった。
紗江子は黒目がちで色白、人妻としての淑やかさのなかに花明かりのような艶かしさがあり、男女の仲になって分かったことだが、ことに女性器が格別であった。膣奥に挿入すると、シラウオがエサをむさぼるようにまつわりつく。それがミミズ千匹と言われる名器らしいと気づいたのはかなり後になってからのことで、そのときは細やかにちゅわちゅわと反応する感度のいい膣と、雅彦はその程度に思っていた。
それというのも、膣奥に挿入しているからのことで、紗江子の反応からして夫のペニスはどうもそこまで届いていないらしく、夫の知らない紗江子の神秘的な反応を独り占めしているといった気持ちの良さがあった。夫は国家権力を担う検事であり、その妻にのしかかり思いのままにしていると、国家権力を組み敷いているような愉快さがあった。
その紗江子の肌に男の影がゆらめきだした……

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