【無料で読める】FXは孫子に学べ: 戦もマネーゲームも根本は同じ！孫子の兵法を愛読している年収5000万円の現役プロFXトレーダーが解説！2500年受け継がれる勝者の絶対ルール

「2500年前の戦術書が、現代のFXに役に立つわけがない。」
「FXはおろか、パソコンやインターネットもない時代の話が、役に立つはずがない。」

そう思った方もいるかもしれません。

しかし、断言できます。「孫子の兵法」はFXで役に立ちます。

なぜなら、戦争もFXも、結局は人と人との戦いだからです。

孫子の兵法を学ぶことで、世界中の人々との壮絶なマネーゲームであるFXで、うまく立ち回ることができるのです。

この本は、「孫子の兵法」からFXに役立つ教えを抜粋し、解説した本です。

この本を読めば、

「１、FXで成績アップするきっかけに繋がる。」
「２、教養として実践レベルの孫子の兵法が学べる。」
「３、投資やビジネス、人間関係向上にも役立つ。」

というメリットがあります。

「FXで勝率を上げたい！」

という方はもちろん、

「どうしても勝てないので、何か新しいきっかけが欲しい！」

という方まで、きっとお役に立てる本になっています。

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私自身も、FXを始めてから2年間は負け続けの日々が続き、精神的にもどん底の日々を送っていました。
そんなある日ふと立ち寄った本屋で、「孫子の兵法」を見つけ、手に取って読みました。

もちろん、孫子は、2500年後のひとりのFXトレーダーのためにこの本を書いたわけではないと思います。
しかし当時の私には、まるで私のために書かれた一冊なのではないかと思えるほど、一つ一つの教えが胸に沁みました。

その日からトレードの戦績が一転し、急激に勝てるようになった。・・・などと言うつもりはありません。FXはそこまで簡単なものではありません。

ですが、私の中に、「自分はこの軍資金で世界と戦っている、戦略家の一人だ。」という意識が芽生えたことは確かです。それが一つ一つのトレードに影響を与えたことは間違いありません。

僭越ながらプロとしてFXに取り組ませてもらっている今でも、「孫子の兵法」の考えは大切に胸に刻まれています。

【孫子の兵法とは】

孫子の兵法（そんしのへいほう）とは、紀元前500年ころに中国の軍事思想家「孫武」が書いたとされる、兵法書です。

今から約2500年前の本になります。これだけ語り継がれているのには、理由があります。

当時の中国は春秋時代と呼ばれる戦争の時代でした。
その戦争は500年も続いたと言われています。

その時代に生まれた人は、生まれてから亡くなるまで、来る日も来る日も戦乱の世の中です。平和を知らないのです。

「明日、命があるか分からない。」「たった一度の失敗が命取り。」そのような極限状況の中、必死に「生き残る」ために編み出された知恵が、孫子の兵法です。だから、ひとつひとつの教えには、重みがあります。

【孫子の兵法がFXや投資に役に立つ理由】

では、なぜ孫子の兵法がFXや投資に役立つのでしょうか。
それには大きく２つの理由があります。

ひとつは、戦争も投資も、結局は人と人との戦いだからです。
孫子の兵法では、相手の行動に合わせて、自分の行動を柔軟に変える戦い方があります。
相手の心理を読み、裏をかくことで、自分に有利な戦況に持ち込むのです。
これはFXや投資でも大切な考えです。相場を動かしているのは、人です。相場の世界で利益を獲得したいなら、その時、その時の相場に合わせて柔軟に立ち回ることが求められます。

もうひとつの理由は、軍隊を操ることと、自分の資金を運用することが、非常に似ているからです。

戦争は、軍隊を指揮して、敵と戦い、領土や資源を獲得します。
投資は、資産を運用して、相場と戦い、資金を獲得します。

自分の投資用の口座にある残高の１円１円が、自国の兵士１人１人だと想像してみてください。
いかに自分の残高（兵士）を減らすことなく、より多くのお金を獲得するか。
すべては投資家（将軍）の手腕にかかっています。

あなたの大切なお金を減らすのも増やすのも、あなたの手にかかっているのです。そう考えると、無謀な勝負はしなくなると思えませんか。

【この本の流れ】
孫子の兵法は13篇で構成されています。
この本ではその13篇を順番通りに紹介し、そのそれぞれで役に立つ教えを取り上げています。

「FXで役立つ金言」→「解説」→「孫子の兵法の原文」

という構成になっています。読みたいページから読んでいただいても問題ありません。

１計　編（戦う前が大切）
２作戦　篇（お金の使い方）
３謀攻　篇（戦わずして勝つ）
４形　篇（守りを固めて待つ）
５勢　篇（総合的な戦い方）
６虚実　篇（準備して隙を狙う）
７軍争　篇（早く仕留める）
８九変　篇（臨機応変に戦う）
９行軍　篇（行動と偵察）
10地形　篇（環境に合わせて戦う）
11九地　篇（形勢に合わせて戦う）
12火攻　篇（慎重に開戦する）
13用間　篇（スパイを使う）

この本を読んだからといって、FXですぐに勝てるようになる保証はありません。ですが、どこか1ページでも、1行でも新しい発見がありましたら幸いです。そしてそれがあなたのトレードライフ向上のきっかけに繋がりましたら、著者として最大の喜びです。