【無料で読める】シン哲学『三元論序説』夢がなければ哲学じゃない: プラトンの魂の三分説、聖書の希望と信仰と愛、カントの真善美の認識論、ニーチェの三段の変化、アドラーとマズローの心理学、寺山修司の幸福論、木村敏の時間論などを統合したシン哲学

見えないものが見えてくる。これほど、ものを考えるのに便利な思考法があるでしょうか。何にでも使え、物事の真偽や真の意味がわかるだけでなく、人の生きづらさまで解消する。まるで夢のような思考法。でも、夢ではありません。

三元論を一言で説明するなら、知情意や真善美といった価値観は、ジャンケンのような三すくみで出来ているということ。絶対的な優劣、強い弱いは存在せず、隣の芝生が青く見えるように、全ての価値や言葉の意味は、相対的な関係で成り立っているのです。

どんな問いや課題にも、答えは必ず３つあり、三元論を使えば、その３つがほぼ正確に導き出せる。ネット記事の「３つのこと」「３つの理由」の真偽を確かめられるだけでなく、以後の人生では迷ったり、悩んだりすることも少なくなるでしょう。ぜひ、本書をあなたの人生にご活用ください。

なお、本書は２０２１年７月に出版した『世界は３で出来ている〜仕事も生き方も驚くほど答えが出る三元論思考〜』を大幅に増補、訂正したものです。

第１章　三元論とは
現代社会は二元論
三元論の誕生
ネガティブ指向の三元論
ポジティブ指向の三元論
三元図
三すくみ
考える・思う・感じる

第２章　世界は３で出来ている
人類史
恋愛
物語と幸福
存在論と愛
仕事
マズローとアドラー
社会
メディアと虚構
会社
人生

第３章　生き方が変わる三元論思考
全ては対人関係の悩みである
三元論で生きづらさを解消
ニーチェ思想と永劫回帰
好循環と悪循環の動力
ポジティブ転換法
幸福論について
最強の思考法