著者:種高 誠
ページ数:118
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ポンチャックとの交流で少しずつ自分の心を見つめ直すことができるようになったリッケルに、下巻ではピンチが訪れます。
果たしてリッケルはそれを乗り越え、自分のことしか考えられなかった自分を変えていく事ができるのでしょうか。
そして夢で見た「人間界に戻る道」の結末は?
自分の中から湧いてくるものに気づくことが、即、人のことを思うことにつながるような生き方がしたい。——リッケルの旅路は続きます。
この本を手に取った方にとって、自分の内側から湧いてくるものに気づき、自分と戦い、「自分はこれでいいのだ」と思えるようになる何らかのきっかけになれば嬉しいです。
【あらすじ】
ある日、リッケルはポンチャックから借りていたCDを返そうと、学校に持ってきていたが、ポンチャックに渡そうとしてカバンを開けるとCDがない。あちこち探してみたが見つからなかった。ポンチャックは「気にしないでいいよ」と言ってくれたが、リッケルの気は済まない。
リッケルは買い直そうとして街に出かけるが、珍しいCDなので、大きなCDショップにも見当たらない。リッケルはダメもとで中古ショップに行く。ぎっしりと並んだ中古CDの中に一枚、探していたCDがあった。リッケルは道が開ける思いでレジに行き、中身の確認をしていると、あることに気がつき呆然とした。CDジャケットの曲タイトル欄にある×印の小さな書き込み——それは確かにポンチャックのCDだった。
少年二人の対話を通して、どうすれば手ごたえのある生き方ができるかを追求した、どこか懐かしくて心温まる、青春・哲学ファンタジー小説。
「僕がぼくを取り戻す方法物語シリーズ」の2巻(下巻)。
下巻では、少しずつ自分の心を見つめ直すことができるようになったリッケルが、周囲に起こるさまざまな出来事にどう対処して、自分を開いていくかを描いています。
【目次】
第3章 怖いけど
第4章 石ころ帽子
第5章 おせっかい
第6章 ストラトリンの涙
エピローグ
シリーズ一覧
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