著者:鈴木莉加
ページ数:63
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突然ですが、あなたは『負けず嫌いさん』ですか?
実は私も相当な筋金入りの『負けず嫌い』。
『競争心』を持つことは、決して悪いことではありません。
負けず嫌いのあなたのライバルは、
『もう一人のあなた』
変わりたくない『もう一人の頑固なあなた』との戦いです。
私も『もう一人の頑固な自分』を『人間力の高い、素敵な人』にする為に学んできました。
生涯、学び続けて自己成長できるのは、なんて素晴らしいことでしょう。
以前友達から、
「世の中は不公平やと思わへん…」
と言われたことがありました。
確かに世の中は、不公平ですが、不平不満を言っているだけでは進歩が無いですよね。
生まれ育った環境に対して愚痴を言う人もいます。
私の場合は、幼少期非常に厳しい環境で育ちましたが、それを誰かのせいにはしませんでした。
その与えられた環境の中で、『希望』をもって生きてきました。
コロナ禍で、仕事を失う人や、仕事があっても収入が激減したり、高齢化社会による家族の在り方や介護、経済格差など様々な問題があります。
デジタル化が進み、便利な社会になりましたが、人との関わり方が変わり、どちらかというと希薄な関係を好むような風潮も…。
人に興味を持たない人も増えました。
仕事でも、プライベートにおいても、常に私達は『他人と関わっています。』
「もう少し冷静に考えて行動すれば、違う結果を得られたのに」
「あの時、相手の気持ちに寄り添っていたら、今でも友人のはず。とても残念。」
「窮地に立ったとき、一人で答えを出すよりも、信頼のおける人に相談するなり、他に選択肢はなかったのか」
と感じることがありました。
もちろん、正しいかどうかは先にならないと分からないかもしれませんが、中にはすぐに分かることもあります。
私も、若い頃は人間関係で悩んだことや、誤解されたり、そして心無い言葉で、何度も傷つきました。
でも困りごとにも負けず嫌いなので、一人で対処することが多かったです。
そんな私も22歳で結婚し、27歳から起業。
人間力を高める為に、今も学び続けています。
学ぶことで得られたものは、計り知れません。
その中で、多くの方々と良い人間関係を作り、
親身に相談に乗ってもらえる人もできました。
また、メンターとの出会いもあり、より成長するきっかけをいただき、本当に有難いと思っています。
学び続けていくということは、常に自己成長させる人生。
いらないものは削ぎ落とし、必要なものは足していくことで、バランスの取れた素敵な人になれます。
そういったことから今回は、
『人間力を高めること』
『洞察力を高めること』
『思慮深い行動をすること』
『人を惹きつける力』
『ベストな選択をすること』
ということをお伝え致します。
さて、
『変わりたいあなたと、変わりたくないあなた』
どちらのあなたが本当のあなたでしょうか!
この本が、『自分自身の未来を思い通りにする』ためのお手伝いができれば、幸いです。
はじめに
第1章
【人間力を高めること】
1-1 『総合的な力をつけること』
1-2 『自己管理能力を高めること』
1-3 『感情のムラを無くすこと』
1-4 『モチベーションを維持すること』
1-5 『健康管理を意識すること』
1-6 『他人を理解すること』
1-7 『コミュニケーション能力を高めておくこと』
1-8 『他人に存在価値を気づかせる能力について』
1-9 『高い視点をもつこと』
第 2 章
【洞察力を高めること】
2-1 『洞察力とはどういうものか』
2-2 『常に冷静な判断をすること』
2-3 『相手の考えや思いを汲み取ること』
2-4 『多くの経験から、経験値を高くすること』
2-5 『全てをそのまま受け入れることができる』
2-6 『多面的に物事を捉えること』
2-7 『論理的に考える力をもつ』
2-8 『努力を惜しまないこと』
2-9 『より良い人間関係をつくること』
第 3 章
【思慮深く行動すること】
3-1『思慮深い人とは』
3-2『突発性に対する対処の仕方について』
3-3『情報を見逃さず、常に考える習慣を身につけている』
3-4『約束を守ることの大切さをわかっている』
第 4 章
【人を惹きつける力】
4-1『周りの人に興味をもつこと』
4-2『素直で、正直な人になること』
4-3『周りの人達に与える気持ちをもつこと』
4-4『人からの信頼を得ること』
4-5『聞く力の重要性をわかっておくこと』
4-6 『物事をプラス思考で捉えること』
4-7 『笑顔の大切さをわかっておくこと』
第 5 章
【ベストな選択をすること】
5-1 『知恵と選択肢について』
終わりに
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