著者:白鳥民子
ページ数:86

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もうすぐ定年だと思ったときに、漠然とした戸惑い、そしてお金の不安に振り回されてしまった久美子さんの物語。これは、「未来が明るくなるカウンセリング」シリーズ2で「お金の不安がカウンセリングで消えた」の後編になります。

彼女にとってお金の不安とは何だったのか?お金の不安と母親との関係はどうつながっていくのか?

「定年で収入がなくなったらどうしよう?」そんな不安がふくらんでいたものだから、お金を稼がないといけないと思って落ち着かない。カウンセラー養成学校に入ってはみたけれど、ファイナンシャルプランナーに相談して節約や投資の仕方を教えてもらったらいいのかというとそれもピンとくるわけでもなさそう。

その不安な心そのものを何とかしたかったのです。講師の勧めでメンタルケア&コーチングを受けはじめていたのですが、彼女の場合は、気持ちの整理が上手くできていなかったから、ほぼカウンセリングになっていたのですけどね。

はじめは変化が見られなかったけれど、酔っぱらって友だちの家に泊まってから久美子さんの日常が動き出しました。はじめは人には言いたくないお金の不安が大きかった。しかし人間関係で他人には嫌われたくないと自信なく過ごしていたのは、母親と関係があるのかもしれない、毒母という言葉があるけどそれは違うと思うものの、わだかまりがたくさんあったのです。関心はそちらに移っていったようでした。

イルカこと昭君のお母さんとパンを焼いたりおはぎを作って食べたことが、母親に求めていたのに叶わなかった気持ちを思い出させてくれたのかもしれないのです。確かめたくて母親に会いに行こうと決めたのでした。

そして後編では、前編で「こんな生き方がしたかった」と言っているけれどそれはどんな生活なのか?自信なさげだった、おひとりさまの久美子さんの日常が大きく変わっていきそうです!

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