著者:星野 陽平
ページ数:413

¥1,250¥0

世界最強情報機関「CIA」の対日工作の全貌を元エージェントの著者が初めて明かす、タブー破りのノンフィクション作品!!
著者の経験や豊富な資料、写真、画面キャプチャー等で詳細に記述された、原稿用紙に換算すると、上下巻で1200枚弱にわたる大著。

◆ 内容紹介:

・なぜ、オバマ元大統領は安倍元首相との会談で寿司を残したのか?
・なぜ、反米主義者は陰謀論に傾倒するのか?
・なぜ、政権の支持率が低下すると、芸能スキャンダルが起こるのか?

本書はわれわれにとって最大のタブーであり、従来、陰謀論的なアプローチでしか語られてこなかったCIAの対日工作を明らかにする意欲作である。

超大国アメリカには18もの情報機関が設置され、年間9兆円強もの予算が計上され、20万人以上の職員が働いている。その最も有名な組織は中央情報局(CIA)であろう。

1945年、太平洋戦争に敗れた日本は、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)の占領統治が敷かれた。7年後、GHQも解体され、日本は主権を回復した、ということになっている。だが、それは表向きの話であり、アメリカは裏では日本の統治を望んだのである。そのための工作機関としてCIAが多数のエージェントを運用し、日本社会のあらゆる分野で暗躍したのである。

アメリカ国家安全保障局(NSA)、およびCIAの元職員、エドワード・スノーデンが香港でNSAによる国際的大量監視の実態を告発してから10年近くが経つが、なぜ大量監視をしているのか、集めた情報をどのように使っているのかは、ほとんど知られていない。その理由は、分からないようにしているからであり、そして、告発しようとする者が現れた場合、個別に潰しているからである。本書では、そうしたアメリカ情報機関の具体的な工作の実態について著者の実体験を踏まえて詳細に明らかにする。

◆ 著者から:

最初にCIAのことをある人から教えられた時の衝撃と言ったら例えようのないものでした。
その時、私の頭の中に思い浮かんだのは、日本には主権があって、民主主義があり、三権が分立しているというわれわれの常識は一種の幻視に過ぎないのだということです。
実際には、CIAが多数のエージェントを運用し、アメリカにとって都合の良い国にするべく、日本社会を操っているのです。
調べていくうちに、点と点がつながって線になり、面となり、立体的に見えてくるようになりました。
ただ、私が「CIAが……」と言うと、大抵は笑われます。CIAの工作というのは、複雑にできていますので、その一部分だけ切り取って説明するのは、とても難しいのです。
本書の1行目から順番に読んでいただければ、「そういうことか」と納得してもらえると思います。

◆ 本書(下巻)目次:

第6章 安倍政権
 中山一也氏の復活
 共謀罪
 イスラエル
 「国策捜査」とは何だったのか
 森喜朗の犯歴
 小泉純一郎と靖国神社
 甘利スキャンダルの真相
 許永中
 菅野完

第7章 Qアノン
 2ちゃんねる管理人・ジム・ワトキンス
 Qアノンの仕掛け人
 「ディープステート」の書き換え
 連邦議会襲撃事件

第8章 エージェントの肖像
 CIAエージェント・高田欽一
 TOKYO MX
 謎の財団法人
 飲み会の顔ぶれ
 インタビューの意図
 ワールドメイト
 編集プロダクション社長
 「K・MさんはCIAだ!」

第9章 証言
 バスの運転手
 永田メール事件
 貯金
 日本交通
 狙われた小沢一郎支援者
 『MSブログ』
 フリーメイソン
 元大物総会屋

第10章 人脈
 流出した議事録
 塚本素山
 高野孟
 オバマはなぜ寿司を残したのか
 さだまさしはCIAだった!?
 『ウィキペディア』に残された痕跡
 裏アカウント

第11章 ツイッター工作
 ぶすじまええ肉
 対決
 吉田豪
 町山智浩VS山本一郎
 回し者
 縄張り争い
 ドワンゴとフリーメイソン
 ダブルエージェント
 アメリカを敵に回した上杉隆
 アスペルガー症候群
 高須克弥

第12章 寝返り
 上西小百合
 東国原英夫
 「殺されたんです」

第13章 芸能界の暗闘
 吉本興業「闇営業騒動」
 加藤の乱
 「ケイダッシュの広報」

第14章 N国党を巡る攻防
 「立花孝志にバスを貸しています」
 「らあめん花月」会長
 電通に乗っ取られたNHK
 「N国党は憲法改正の発議に賛成しますよ」

第15章 コインテルプロ
 UandI
 「いいね」
 「ログインが必要です」
 「殺す、殺す」
 「ユダヤ人の死亡者が……」
 人工地震
 ビルダーバーグ会議
 「情報が金になる」
 「創価学会は集団ストーカーをやっているというから……」
 チラシ
 「何も意図はないですから」
 「ずっと家にいると頭がおかしくなりませんか」

第16章 情報操作
 「ミスターXの新情勢分析」
 陰謀論
 懲役15年
 鹿島建設
 「トランプは差別でしょ!」
 「どうして就職しないんですか」
 猫組長
 清武の乱
 反天皇ジャーナリスト
 「お久しぶりです」
 藤田田はフリーメイソンだったか
 太平洋テレビジョン、清水昭

第17章 焦り
 「スクリーンショットは撮っているんですか」
 「どこの出版社で出すんですか」
 「深見東州を紹介してください」
 検索履歴
 Y氏
 プチエンジェル事件
 音事協新会長
 5年ぶりの「忘年会」
 「連絡くれ」
 「プーチンの戦争の方が何百倍も上じゃないですか」

第18章 CIAとは何か?
 官僚組織
 『そこにCIAがいる』

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