著者:吉田 前隆 (著)
ページ数:158

¥580¥0

若手営業マンの沖田耕一は、新卒で入社した超ブラック体制の不動産会社をクビ同然で早々に退職。
2度目の就職活動の末に転職した先は、地元の小さな不動産会社「土方エステート」だった。
美人営業部長の土方葉月はじめ、さまざまな仲間に影響を受けながら、自らが目指す不動産営業マンへ近づくために少しずつ成長していく耕一。
笑えて、泣けて、ためになる「私、家持てませんか?」シリーズの四作目! 
不動産業界で働く人のみならず、住宅関連の勉強を始めようと思っているファイナンシャルプランナー、住宅の購入を考えている消費者の方まで幅広く読んでいただきたい一冊です。

第一話 井戸
とある物件を調査した後、頻繁に起こるようになった金縛りや幻覚に苦しむ耕一。まさかあの時の罰が当たったのか……!?

第二話 事務の仕事 土方姫子物語
大学2年生になった土方姫子がアルバイト先に選んだのは、不動産会社の事務職。不動産事務の魅力とは?

第三話 位置指定道路 東本朱莉物語
大日本中央不動産からイワクラ不動産販売へ転籍となった東本朱莉。教育係となったのは、三浦太郎だった。入社初日、偶然にも反響をゲットした朱莉だったが……。

第四話 住宅ローン 東本朱莉物語
三浦の副担当として接客に同席することになった朱莉。相談者の何気ない一言で激昂する三浦に、場の空気は一変する。

第五話 契約 東本朱莉物語
朱莉は三浦を助けるため、「特急列車」チームに参加。特急列車事件から三浦不動産設立までの間を繋ぐ物語。

第六話 大日本中央土地 課長武田の日報 強制執行
大日本中央土地の武田が率いる営業第一課はクセの強いメンバーばかり。落札した競売物件は強制執行となってしまうのか? そして、失踪した課員はどこに!

第七話 大日本中央土地 課長武田の日報 チラシ
反響は足で稼げ! 売り上げの目途が立たず、ポスティングに精を出す大日本中央土地の営業第一課。一枚のチラシが誰かの人生を変えることはあるのか……?

最終話 私の家、売れませんか?
「私の家、売れませんか?」偶然とある人物と出会い、住宅の買い手を探すことになった耕一。いつも明るい依頼主が見せた意外な一面。思い出が詰まった住宅の買い手は見つかるのか?

シリーズ一覧

 

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