著者:藤木恭平
ページ数:65
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肩の痛みやしびれ、動かしにくさといった症状は、誰にでも起こり得るものです。年を取れば、四十肩・五十肩を発症しやすくなります。しかし、適切な筋力トレーニングやセルフケア、治療を受ければ予防したり、改善したりすることができます。そして、野球肩も。
本書は、野球肩と野球肘について書かれたものです。野球選手であれば、一度は肩や肘の痛みを経験したことがあると思います。小・中学生をはじめとするジュニアアスリートであれば、骨や筋肉が十分に発達していないために傷めることがありますが、ここでは、骨や筋肉が十分に発達している高校生以降、特に高いレベルで野球をしている方のために書かれています。まず、どのようなメカニズムで筋肉に異常が起こるのかを説明します。筋肉の硬さや緊張、弱化などの筋肉の異常が、どういった経緯をたどって起こるのかを知ることで、未然にケガを防ぐことができます。次に、関節の位置をはじめとする姿勢の異常について説明します。筋肉の異常が長く続くと、姿勢が変化していきます。この状態で、投球動作を行うと、高い確率で何らかの症状を発症します。そのため、どのような姿勢が異常なのかを知り、適切なケアにつなげることが重要です。次に、肩と肘のセルフケアについて説明します。セルフケアは非常に重要で、痛みなどの症状が起こる前に筋肉の異常を取り除くことで、大きなケガにならないようにすることができます。次に、弱くなった筋肉を強化するためにエクササイズについて説明します。ケガを防ぐ、再発を予防するためには、弱くなった筋肉を回復させ、正常な状態に持っていくことが大切です。比較的簡単に、特別な設備が不要な方法で行えるエクササイズをいくつか紹介しています。そして最後に、肩と肘の治療法について説明します。肩と肘の治療を得意とする治療家が、どのように治療をするのかを説明しています。また病院で受けられる治療も簡単ですが説明しています。本書を通して、肩と肘の症状を予防する、あるいは、症状をいち早く改善させて、再発を予防することの大切さを知ってもらえればと考えています。
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