著者:神沼三平太
ページ数:221

¥748¥0

内容紹介
「今から人が死にますよ」
耳元で突然聞こえた囁き。
十秒後、悪夢が…(「予告」より)

人を呪い殺せる壷
仏間の地下儀式
駐屯地の祟る供養塔
日常の闇を覗き見る百怪談!

4人の怪談蒐集家が独自の取材で聞き集めた実話を代わる代わる紡ぐ百物語。
今から人が死にますよ…駅のホーム、ふいに囁かれた声はどこから?「予告」
おにぎり工場の釜の湯気に浮かぶ顔。笑っているうちはいいのだが…「飛顔」
月に一度予知能力が開花する女性。条件が二つあり…「勘がいい人」
二週間に一度クラブのママの家を訪れる霊。徐々に距離が縮まって…「通い婚」
駐屯地の敷地内にある木杭。それを蹴った自衛隊員は…「同情無用」
水回り限定で怪異の起こる家。毎年7月の同日に見る恐ろしい夢とは…「命日」
ほか、短夜にさらりと読めて深く残る恐怖譚、珠玉の百話をどうぞ。

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